混ぜたらアカン
毎日遊んで過ごしていいねえ・・・と言うヤツが居るので(笑)、なるべく毎日仕事の事を書くようにしようと思う。
これはルーカスの2気筒用マグネトー。マックイーンのトライアンフとかに付いているヤツ。
ずいぶん前に中の高圧コイルを巻き替えたのだけど、軸受のアウターがゆるゆるという相談。
色々考えたり試したりしているけど、まだ決めかねている。意外と難しそうな話。
オクトコプタに使う予定のモータとESCを軽い気持ちで試運転してみたら、物によってえらく回り方が違う事に気が付いた。
こりゃプロペラつけて推力試験機を作って定量的に観察せねば。
色々な案を考えたけど、手持ちの部品で引き出し用のスライドレールとばねばかりを組み合わせた方式にしてみた。
支点とアーム方式に比べてフレームがシンプルだけど、摺動抵抗が大きそうな事が心配。
手で棒をトントン叩きながら測定すれば10gくらいの精度で測定できそうな雰囲気が有ったので、廃材でカッコイイ?フレームを作ってみた。
測定したのは今手元にある4機種。いずれも30A定格のヤツで2個はフォトカプラで絶縁してある様に書いて有る。
結果は意外というか無負荷で感じた通りだった。1機種だけは明らかに出力特性が違う。イメージ的に2倍違うんじゃなかろうか。
当初は周波数が違うと思ったけど、ジンバルなどと違って回転角制御はされてない。モータとESCセットで、回りっぱなしの「正しい」直流モータが出来上がっていると考えればパルス幅に対する出力電圧が2倍くらい違うという事になるのだろうか。
この実験はESC入力を14.80Vの定電圧で行ったけど、その時の電源装置の出力電流が最後の図。
やっぱり1機種だけ全く違う。それ以外の3機種は近いところにまとまっていて、この3機種なら混ぜてもフライトコンピュータの補正の範囲内に入りそう。
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コメント
さすが学究肌。ついでにその板の上にアンドロイドパッドに振動計アプリを入れてバランスをみてね。よく墜落させたのでシャフトが曲がってベアリングが行かれているかも。
投稿: アベヨット | 2020年10月23日 (金) 20時45分
まだそこまで行かんですねえ、しかも振動となるとこんなへなちょこアームでは誤診になりそう。
私の旧型中古で振動アプリが動くかな?。
投稿: みつやす | 2020年10月23日 (金) 21時06分