見事な容量抜け
作業効率的に2台纏めて作業していたポルシェ911と944のDME。ほぼ終わったけど見事に容量が抜けたコンデンサを発見。
画像が見にくいかも知れないけど、LCRメータの表示は6.4pF。定格は100uFだから桁違いどころじゃ無い。
ここまで抜けたのは珍しいけど、桁違いに抜けるのは2枚目写真の左側のタイプばかり。右側のヤツは最低でも40uFくらいまで減ったのは有ったけど、単位が変わるほど抜けたのは経験が無い。
ただどちらも液漏れは無いのでその分だけでも助かる。先日やっていた964のリヤスポイラーユニットだと、5台やったけど全ての電解コンデンサが液漏れしていた。
液漏れしたコンデンサが原因で不調が解るようになると、ほぼ100%の確率でパターンも痛んでいる。こうなると洗浄とか補修とかメチャ面倒な細工に成るので、正常に動いている964のリヤスポイラーユニットは今のうちにコンデンサを交換して置いた方が安く付くと思う。
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コメント
やはり964ともなると、なまじリアウイングが立ち上がるだけに厄介ですね。
996tipに乗ってたとき、嬉しくて無駄に手動で上げてました(笑)
しかし電子部品という意味では、最新の992とかでも30年経つと同じことなんでしょうか?それとも最近の電子部品は耐久性が上がってるとか?
投稿: うんてれがん。 | 2020年8月26日 (水) 16時22分
996、サイズ感とシルエットは丁度良い感じが有るので、カエル顔に出来るキットでも有れば1台欲しい気がします。
問題となっているのは特定の時期の電解液のようですが、これだって出たときは最新で素晴らしい素材だったはずです。
30年位すると992に新たに採用されたエラストマーホースが溶け始めた・・・とか出てくるかも知れませんね。
投稿: みつやす | 2020年8月26日 (水) 16時49分