初期型はバランス回路無し
電動草刈機のバッテリがもう1-2個欲しいけど、1個が1.5万くらいして高いのと単純に買っただけじゃ面白くないので解析して作ろうと思った。
ケースとコネクタ取りでジャンクを買ったら正にジャンクだった。でも死んでいると書かれて居ていたオマケの社外品は調子良い。
例の怪しいバッテリを10個接続して18Vで6Ahのパックを作った。容量は実測済みだけど、1C充電しか受け入れない「静かな」タイプなので純正の12Aも流す充電器は使えない。
コネクタと制御回路はジャンクから外した基板を使った。でも出力はコネクタに直結だし、単セル毎の検出もバランス回路も無い。
初期型の段階ではマキタも必要ないと考えて居た様子。その後★マーク入りの改良型を出し、それは出力の遮断も出来るように説明が有る。
出来上がった。ゆっくり充電して弱で使えば6Ahの容量が期待できる。まあ悪くないと思う。
この後で実際に使ってみたら結構長持ちする。最後は最強で刈ってみたら純正より発熱が多い気がした。気のせいかも知れんけど、急速充電が苦手なセルだから内部抵抗が大きい可能性が有る。
右から「純正6Ah」、「今回作った温和しい6Ah」、「4Ahくらいしか無い互換品」。
作業中にどうもスポット溶接機が安定しないので分解してみた。平滑回路のコンデンサが見事に空っぽに成っていた。要は脈流を三端子に突っ込んで居た訳か。。。
不安定というよりも良く動いていたモンだ。もしかしたら今日の作業の分は後で剥がれたりするかもしれん。
修理後は安定して溶接できるように成った。真っ当な生き方をするなら、溶接作業を中断して先に溶接機を修理すべきだと思う(笑)。
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コメント
オッ 役立つとるじゃん!!
投稿: MASA | 2020年7月 8日 (水) 21時01分
この写真はヤフオクで買った3000mAh保証の中古品。
貰った緑バージョンは別のドリルに使っとるけど、あっちの方が電流が取れる。ただあれも再生品でキャップを外したら中からスポット跡が残った生セルが出てくる(笑)。それと種類が4-5種類有るね。中国の再生工場恐るべし。
投稿: みつやす | 2020年7月 8日 (水) 21時11分