念のためにダイオード
延々とやっていた964のエアコンユニット修理。ようやく作業が完了して納品できる状態と成った。はぁ、長かったし少し神経をすり減らした。全部自分が悪いんだけどね(笑)。
数日前の見立て通りに、今回の主犯はアナログマルチプレクサの中途半端なチャンネル間干渉。それを見つけるためにはオイルクーラ系の全部をエミュレートする試験装置を作り、地道に波形を見ていくという、或る意味当たり前の手順が近道だったという話。
IC以外にやったのは保護用にダイオードの追加と抵抗値というか温度設定値の調整。まずはダイオードに関して。
配線図の赤が12Vでピンクが抵抗経由の少し低い電圧経路。そして緑がコントロールユニットに入っているアンサーバック?信号。
この信号は抵抗分圧の後で上記のアナログマルチプレクサに入るのだけど、このチャンネルが一番酷く劣化していた。
回路を見るとこの配線にはリレーが切れた瞬間にモータの逆起電力が加わる。上流側のスイッチだから逆起電力と言ってもマイナス側の電位で、まあ、やっぱり逆起電力でいいのかな?。私はまともな電気の人じゃ無いので良く解らん。
で、それが悪さをしていたら困ると考え、それを吸収する為にダイオードを追加した。もしかしたら純正のモータにはフライホイールダイオードが付いているかもしれんけど、壊れてしまうかもしれんし、ダイオード無しの社外品とか有るかもしれん。
そう言えば「フライホイールダイオード」なのか「フリーホイールダイオード」なのか良く解らん。やっぱりまともな電気の人じゃ無いからいい加減だ(笑)。
こっちは温度検出用サーミスタの抵抗値と温度のグラフ。
マニュアルには60度と85度と100度の抵抗値が載っていて、105度でファンが起動することとしか書いてない。試験するときに105度の基準抵抗値が欲しかったのでグラフを書いてみた。
これで行くと105度の抵抗値は780オーム位になりそう。まあ車載用のサーミスタとか誤差もだいぶあるから、その辺りで回ればOKの世界と思う。
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コメント
つねたかおじちゃん 雨大丈夫??
埋まってない??
ちゃしろが心配!!笑
埋まってたら返事できんか。。汗
投稿: MASA | 2020年7月 7日 (火) 14時31分
ちょっと小ぶりに成って来たから、今から屋根の修理と田んぼの見回りに行ってくる。
投稿: みつやす | 2020年7月 7日 (火) 15時26分