効率化
同じ様な作業が続く事は良くあるけど、同じ作業が重なることはあまりない。1個の方は順番が前後するけど、収益を上げる為に(笑)同時作業をする事にした。
この辺りは電子回路の修理と言うよりも小さな機械の整備に近い。
大物部品を交換したり整備してから装着していく。
基板上の部品も交換していく。特に希望が無ければ、リフレッシュだと今までに問題が起こったヤツを中心に交換して全数までは交換していない。
交換前の点火用コンデンサ。容量は十分に有るように見えるけど、ESRに着目すると劣化が見えてくる。
こっちは新しいヤツ。この位だと体感は出来ないかも知れんけど、1次コイル電流は明確に減っている。
今のタイミングは、急速にダメになったり、不安定に成ったりする入口に有るのは確かだと思う。
試運転と点火タイミングのアナログ的な調整。
電圧も十分だし充電の感じも良い。ちなみに赤い波形はデスビからのピックアップコイル信号。
現物を回すわけには行かんので、この波形は実車から採種したデータを元に、任意波形発生器で作った疑似波形。
小さなノイズを色々と変えてみて反応を見る。オリジナルの回路だとこのくらいのノイズが限界。専用ICを使った入力回路に作り替えるとこの画像の5倍くらいノイズが乗っても正常に点火する様に成る。でも電子回路的に「改造」に成るので、こちらから強くお勧めしたりはしていない。興味の有る方はお問い合わせ下さい。
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