ポイントの最小電流
先日の6ピンCDIの蓋を閉めて無いのに、新たにCDIが2台も入ってきた。今回は3ピンと6ピンが1台ずつ。
6ピンは後で良いらしいので、取りあえず3ピンから取りかかる。型番を見ると001なので一番初期のバージョンと成る。
ポルシェの3ピンCDIに関してはたくさんのバージョン違いがあり、最初のCDIで色々と悩んだり改善していた事が想像されて興味深い。
変更点の一つがポイントに流す電流。回路的にはポイントに直列に入っている抵抗値の変更。
初期のバージョンは120Ωが入っているけど、次のバージョンあたりから33Ωに変更となっている。
設計室とか実験レベルでは120ΩでOKとしたけど、実際に世に出ると汚れとか不安定とか色々な問題が起こったんだと思う。
ちなみに昔の私はセミトラ回路をアップしているのだけど、そこで私は100Ωを選定している。資料も何も無い中で、BOSCHやポルシェの技術者と近い値を選定した事が少しだけ嬉しい。結果的に電流が少なすぎたんだけど(笑)。
点火コンデンサも容量が減っていたので交換と成った。この辺りの作業は、電気電子的な難しさは無いけど、大工仕事的な難しさが満載。
斜めに付いた抵抗も後期バージョンで追加された部品。純正品もこんな感じで対策的に載せてあるのが微笑ましい。
試験してみると良いじゃないか。気分が良いのでコネクタの端っこが欠けて居たのを、アクリル系の構造用接着剤で整形しておいた。いつもならクイックメンダーを使う所だけど、色合いがグレーで合わないので黒いアクリル系を採用。
最後は今日のちゃしろ。今日はネズミを捕った。ぼんやりした犬に見えるけど、意外とハンターで驚かされる。
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コメント
にゃはは チャッチー 獲物が小さい!
投稿: MASA | 2020年6月 6日 (土) 13時24分
そんなこと言うと、今度来たときに大きい獲物として噛まれるね。
痛いぞぅ。
投稿: みつやす | 2020年6月 6日 (土) 14時48分