ランクルは変態仕様
ランクルには24Vと12Vが混在しているのが有るらしい。話には聞いていて知っていたけど、その関連機器を自分が作業する事に成るとは思わなかった。
これはDC24VからDC12Vを作る変換器。車体の24Vから一般的な自動車用12V機器を動かす為の物らしい。トヨタ様と言ってもランクルの為だけに24V機器を作らす訳には行かんかったんだろう。それにユーザーも困る。
ショートさせて死んでしまい、それ以降はヒューズが飛ぶとか。そんな機械に24Vをいきなり印加する訳には行かず、パワー回路を中心に少しずつ検証していった。
いくつか悪いヤツが解ってきた。ピッタリ同じ部品は無かったけど、使えそうな部品が有ったので修理する事が出来た。
始めて知ったけど3系統の電源回路が有った。まず12Vを常時給電する回路。そして12VのAcc用回路とイルミネーション用回路。この2個は1個のDC-DCから供給されており、それを2個のトランジスタで水道の蛇口の様にオンオフしている。
今回はDC-DCを起動する回路と、Accの蛇口用トランジスタが壊れて居た。オリジナルは最大定格が5Aか6Aくらいのヤツしか使ってないから、想定の使用電流は2Aとかせいぜい3A位のモンだろう。追加の機器をぶら下げるには十分な検討が必要だと思う。
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