少しずつ進む日々
ポルシェ用3ピンCDIとコイルの点検依頼。点検と言っても積載車で運ばれて来たらしいので不具合の可能性が高い。
まず最初にコイル付け根のリークが酷い。試験機の放電ギャップを12mmくらいにするとゴムキャップの内側を通って、表面の黒っぽい煤?を伝って放電する。
この黒いタイプのCDIコイルは貴重品なので、取りあえず清掃と保護塗装でもして再検査かな?、と思っていたら点火が止まった。
チーッという音は出ているし内部を測定したら420V位まで昇圧はしている。と言うことはポイント信号の入力部か、通電用のサイリスタか。まあ大電力素子は短絡モードで死にそうな気がするので、たぶん入力回路かな?と思っている段階。
こっちはインジェクタ駆動回路の波形。一昨日のヤツに比べると劇的に綺麗、と言うか理屈に近い形になってきた。
これでも十分実用的だと思うけど、BOSCHの波形に比べたらまだ汚い。もう少し詰めてみよう。
最後はちゃしろランの栗の木。ランの中には3本のでっかい栗の木が有ったけど、2本は枯れてしまって今は1本だけ残っている。それも老化具合?が激しいので去年の11月に苗を2本買って植えていた。
冬の間はずーっと変化が無くて、何回見ても枯れ枝が刺さっている感じで不安だった。でも昼間の気温が上がってきたら新芽が出てきたでは無いか!。
日々の変化は本当に少しだけど、気付かないうちにこんなに成っている。そしてこの変化が一様じゃ無いのも面白い。冬の間はじっと寝ているというか死んでいるような風情だったのに、春に成ると急に変化が訪れる。
まあ、世の中もこんな感じかもしれん。
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