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2020年2月 9日 (日)

捨てられない病

02091 婆さんの荷物を整理する勢いで、家中の棚を外して薪ストーブで燃やしている。古い棚板は杉か檜の針葉樹だけど、高度成長時代に付けたヤツはラワンの厚板だったりする。
 こちらに帰ってきた時もいくつかの棚を外したけど、その棚板は爺さんが取って行って保管した。でも保管場所が屋外のビニールハウスの中だったので、数年でシロアリが食い散らかしてグサグサに。俺はそんな事はせんぞ!と作業をしていたけど、この板を前にして手が止まった。
 ラワンの厚板で厚みが25mmくらい有る。取って置けば何かに使えるのは確かだけど、その考え方はうちの爺さんや田舎の爺婆の考え方その物。最終的に屋敷中がごみで溢れて身動きが取れなくなる。
 そこまで解っていてもこのラワンは切れなくて残っている。今となっては手に入らない貴重なラワンという意味よりも、安い外材としてバンバン使い倒し、東南アジアの森林資源を食い散らかした負の記念碑的な負い目も有るのかも知れない。
 ああ、でもここ数日中に具体的な使い道が見つからなければ、これも切り刻んで薪にするのが正しい懺悔の方法かもしれん。
 そういや、日本の宗教には罪の意識とか懺悔的なモンは少ない気がする。これは国民性なんだろうか。

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コメント

薪の自転車操業もいいけど、
誰かの卒塔婆にする!!(形状も似てるし)汗

投稿: MASA | 2020年2月11日 (火) 14時21分

 誰か・・・MASAおじちゃんだ!。

投稿: みつやす | 2020年2月11日 (火) 15時16分

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