4倍はキツイっす
古いポルシェのエンジンが止まって再始動不可。オリジナルがポイント式かCDIか解らんけど、今は国産社外品のフルトラに交換がしてあった。
車上で試験してコイルもユニットもダメっぽいのが解ったので持ち帰った。帰って測定するとコイルが死んでいる。良く見ると破裂していた。
ユニットも試験機と別のコイルで試すとダメ。オンオフはしているけど逆起電力のピークが50Vくらいしか行かない。メインのトランジスタかクランプ回路が死んでいる感じ。
ケースを流用しようと思って充填物を撤去し始めて後悔、メチャ硬い。解析する気も部品を流用する気も無かったけど、基板のパターンを見る限りでは定電流制御は行われて居ない感じ。メインのでっかいトランジスタと、小さなトランジスタが2個しか無いから。メインの駆動用とデスビからの信号処理かな、セメント抵抗はメインのベース抵抗か?。
休み休みやって半日かかった(笑)。こんな事ならケースを買った方が良かった、ハハハ。
休みの間にスペックを調べると、このユニットの駆動能力は2Ωまでと成っていた。それに対してメチャ強そうな0.5Ωのコイルが直に付けてあった。コイル成分を無視して計算したら4倍か・・・流石に破裂するわな。
どんなコイルを使うことに成るか未定だけど、6気筒で1コイルはドエルタイム的に楽じゃ無い。かといってドエルコントロールまで入れるとマイコンが必要に成る。
少し悩んで最大電流を規制するだけにした。それならこのユニットの価格程度で作る事が出来るし、激しいコイルを付けても破裂まではしない。
ただ低回転域でドエルタイムが過大気味に成るので、あまりに激しいコイルは使えないと思う。
まあ、オリジナルよりは高性能な物に作り替える事が出来る感じ。あとは部品の手配と作業だけ。
バイク 12km
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コメント
ますます高度化する専門記事に対して、ただ、”すごいなあ!”と思うだけで、何もコメントできません(笑
投稿: ラモ | 2020年1月15日 (水) 19時52分