オリジナル度の高いDME
ブログで宣伝(笑)するからか、ポツポツを入ってくるポルシェ930のDME修理。今回のDMEは開けた形跡が無くて、さらに中身も全くのオリジナルと思われる状態だった。
こう言うのって凄く珍しい。ノーマルという事で入ってきたDMEでもROMがオリジナルのままなのはごく僅か。車の性格と長い年月を考えたら、その間に誰かがROMを弄ってみたくなるのだろう。 シールの残った純正のROMを横目で見ながらエンジンエミュレータを繋いだ。最初の一発目から点火信号が出ていない。こう言うのは有りがたい、普通は不具合を出すまでが長いから。
各部を叩いたりヒートガンで温めたりすると点火を始めたりする。と言うことは半田クラックか特定の部品が中途半端に壊れかけた状態。まあマイコンとか中心部が壊れてなくて良かった。 半田クラックなら話は早いけど、エミュレータに繋いで測定をしているし、せっかく開けたのだから他のDMEで壊れた実績が有る部分も交換を推奨している。
上記に追加で数個の部品を交換するくらいなら5,000円位の追加にしか成らないし、私としても直ぐに別の部分が壊れたと言われずに済む。
スイム 1.0km
バイク 12km
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