ルーズソックスを思い出す
ポルシェ356の燃料計を6Vから12Vに改造する依頼。作業自体は難しく無くて、適切な抵抗を見つけ出してそれなりの場所に装着するだけ。
全部のメータがこんな方法で行ける訳じゃ無いけど、このメータに関しては理論上も実績からもこれで行ける。 問題なのはインジケータの光を導く「筒」の劣化。燃料計を外したら妙な物体が転げ落ちた。一時期はやったルーズソックスのフィギアかと思ったくらい硬い物体で、オリジナルは弾力性を有したゴム系の材質で有ったとは想像できない。
こりゃどうしようも無いな。何かでゼロから作り替えるしか無い。
と言うことで「ファイバ」を丸めて接着剤で固定して筒を作った。
ここで言う「ファイバ」とは「バルカナイズドファイバ」の事で、古い電気系では普通に用いられている紙みたいな材料。
でも「ソーイングマシン」が「ミシン」に成ったり、「ステンレススチール」が「ステン」に成った様に言語的には正しくない。
取りあえず機能を満足する物が出来たからいいや。金田一先生、御免なさい。
バイク 12km
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