バカは国境を越えて
続いて入ってきたポルシェ用DMEの最終確認。イイ感じに成ったので行けるとは思うけど、冷間始動直後の軽いハンチングは残るかもしれん。
インジェクタの駆動波形も教科書に載っているような感じで気分が良い。最後のピークが立ち上がって居るのは、ピシャッと閉める為にこの部分だけ還流ダイオードを無効にしてあるから。そして過電圧はツェナーで押さえ込んである。BOSCH様は芸が細かいと言うか凝り性だ。
3.2L用のDMEには時代に依って違う容量のROMが使い分けてある。2kBの2716と4kBの2732と8kBの2764の3種類。
そして面白いのは基板の設計段階で3種類のROMが使えるように設計してあり、ジャンパの変更でどうにでも成る様にしてある。今回は4kBバージョンだった。
以前の話に成るけど、このROMの違いやジャンパの変更方法に関して調べていく過程で面白い遣り取りを発見した。ペリカンパーツのフォーラムでこの辺りを見て欲しい。まともな事を書いているのは質問者と最後の方の猿のアイコンの人だけで、その他は全部日本で言う「ヤフー知恵袋」とか「教えてgoo」の遣り取りその物で笑える。バカは国境を越える訳だ。
私は言葉を規制したり言い換えたりする事で見なかった事にする行為には否定的だ。「撤退」を「転進」と言い換えたり「過疎」の代わりの言葉を探したりするような行為。でも「知恵遅れ」等の言葉に関しては、その言葉に依って知的障害者の家族などが嫌な気分に成るなら控えるべきであろうと思う。
ただ、この手の掲示板の遣り取りを見るときに限っては、自称「専門家」達のバカな回答の羅列に対して「ヤフー知恵遅れ」と呼ぶ人達の気持ちが少しだけ解る。流石に「知恵遅れ」は問題が有るので、私は「教えてgoose」を提唱したい。「めくら蓋」には反応するけど「ブラインドプラグ」だとスルーするように、英語だと許される雰囲気があるから。
バイク 12km
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