太陽光発電はセクシーか?
昨日は台風一過の癖に天気が悪くて電圧が低めだったけど、今日は割りと良い天気でグングン発電してくれて電圧が上昇した。ここまで上昇したら今日の夜は心おきなく電気を使うことが出来る。
今は世界中でどの発電方法が一番セクシーか(笑)の議論が盛んらしい。そこで私も我が家の陽光発電システムがセクシーかどうか検証して見たいと思う。
まずは消費電力からの検討。今と1年前の九電の請求書を比べてみると太陽光発電が実際に賄った電力量が解る。
1年前は1100kWhで今が800kWh位なので、太陽光が300kWhくらいを賄って居る事になる。これは1日あたり10kWhの計算に成る。
ちなみに我が家はでっかい電気温水器が付いていて、それが1月に700kWh位を消費している。だから電気温水器を除外すると300kWhが太陽光で100kWhが九電から買っている事に成る。
次に発電側から計算してみると、1kWのパネルが1年間で1000kWh程度売電するというデータが有る。これは1kWx2.74hx365=1000kWhとも分解出来る訳で、平均的な日射時間が2.74時間で有るという意味にも取れる。
我が家のパネルは6kW有るので理想的な年間の発電量は6000kWh。でも実際は日陰で条件が悪いので6割と考えると3600kWhが現実的な年間発電量と想定、1月に直すと300kWhと成る。これって上記の消費電力量から計算した値とピッタリ同じだ。
でも日々のバッテリ電圧をチェックしている感覚から行くともう少し多い感じ。たぶん7割の4200kWhくらいは発電している気がする。まあフルに消費させた事が無いから解らんけど。
次にミーブトラックの計算をしてみる。ちょっと多めに1年で6000kmを走るとすると1月の走行距離は500km。ミーブトラックは10kWhの電池で100kmくらい走るので電費は10km/kWhとなり、500kmの走行に必要な電力量は500/10=50kWhと成る。
今はミーブトラックの充電を完全に太陽電池から行えて無いけど、もしそうなっても今の300kWhが350kWhに成るだけ。だから多分このままの状態でミーブトラックも維持できる可能性が高い。
実際にEVを使って使用量を元に計算してみると解るけど、EVが増えたら電気が全然足りないとか、原発を100基くらい建設しないとダメとか言う話は大げさすぎる事が解る。
取りあえず現状ではこんな感じ。電気温水器は将来的に太陽熱温水器に移行するつもりなので除外して考えると、どんぶり勘定的にかなりの割合を太陽光発電だけで賄えて居り、真面目に取り組んだり非常時に必死に成れば、ほぼ100%を太陽光発電だけで賄えそうな事が見えてきた。
これはどういう事かと言うと、ガソリンスタンドや九電に対して弱腰に成らなくても良いし、気に入らなければ「要らない」と言えると言う事を意味する。日本国に置き換えて考えると、原油とか食料を輸入している国に対して弱腰に成る必要が無くて、もし気に入らなければ喧嘩も出来る対等な関係に成るという事。
なかなかセクシーじゃないか。
バイク 12km
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コメント
パネルの下の 緑のモコモコしたの何??
投稿: MASA | 2019年9月25日 (水) 00時10分
二酸化炭素吸収装置に決まっとるやん。セクシーやろ。
投稿: みつやす | 2019年9月25日 (水) 08時09分
それって 無精 とも言う??笑
投稿: MASA | 2019年9月25日 (水) 13時18分
わざわざ植えたんよ。そんなこと言うとグレタ・トゥーンベリから怒られるよ。
投稿: みつやす | 2019年9月25日 (水) 16時16分