エネルギの観点から見てみた
先日から少しずつやっているマッハのCDI。接着剤との戦いが済んで点火用コンデンサが姿を現した。単体で測定しても0.8uF弱しか無いので容量抜けだろう。でも念のために保護チューブを切り開いて見ると驚きの結果が。なんと0.8uFの表示が出て来てしまったではないか!。
と言うことはコンデンサの容量的には正常範囲という事に成る。同じ点火回数のポルシェ用が1.4uFとかそんな値だから、電気系がプアーなバイクなら0.8uFでも不思議じゃ無い。でも・・・ネットに氾濫している容量はもっと大きな値が多く、私が見た中で一番デカイのは同じくマッハ用で3.3uFまで有った。うーん。
基本に立ち返ってエネルギの観点から考えてみた。2サイクル3気筒で9000rpmを想定する。充電電圧を400Vにコンデンサ容量を0.8uFとすれば1発に必要なエネルギは1/2x0.8E-6x400^2=0.064Jとなる。9000rpmはこれが毎秒450回発生するので0.064x450=28.8Wと成る。入力電圧が13Vなら消費電流は2.22Aとなり、効率が0.8なら2.77Aが最終的なそれっぽい値。
同様にポルシェ並の1.5uFで計算すると5.19Aと成って点火だけで70W近い値はこの時代のバイクにとって過大と思う。いくら「漢カワサキ!」と言っても普通の技術者ならこんな値は採用しないだろう。
と言うことは、全体のバランスを考えるとオリジナルの0.8uFを守るべきだろう、ただ2枚目のオシロのグラフを良く見ると放電後の電圧立ち上がりが急峻だ。これはもしかしたら全エネルギを放電に使い切らず、一部は次の再充電に回っている事を示唆しているのかも知れない。それを考慮しても1.0uF辺りが最大値と考えた方が良さそうな気がしてきた。
と言うことはネット上で見かける2.2uFとか3.3uFはあり得ん。いや待てよ・・・、昔のアメリカ人は全開走行を1時間くらいしたかもしれんけど、今のユーザーで有る爺さんたちは空ぶかししかせんだろう。精々全開は2秒くらいで「フロント浮いた~!」とか騒ぐ程度。なら高回転域で電圧が相当低下しても解らんと言うか、普段使いの低回転域で強い火花が出る方がメリットが有るかもしれん。
まあそれまで考えても1.5uFくらいかな?。
夜はちゃしろの胸元をゴチョゴチョして遊ぶ。気持ちが良いのか彼はこうやると舌をペロペロ出し入れする。この様子がまるでヘビの様だ。
それと場所によっては後ろ足を掻き掻きする。これはちゃしろだけじゃなくてサラちゃんでもエマちゃんでも同じように後ろ足が動く。なんか犬特有の神経回路が有るのだろうか。
バイク 12km
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コメント
3Aくらいなら 妥当やね。。
投稿: MASA営業部長 | 2019年8月22日 (木) 13時23分
たぶん、そのくらいに納めんといかんのだと思う。
投稿: みつやす | 2019年8月22日 (木) 14時20分
うちの犬も、顎の下や胸をごちょごちょしてやると、気持ちよさそうです。自分の前足で掻けないところを撫でられるとうれしいようです。私は、痒いところに手が届く、やさしいご主人様なのでしょうか。
投稿: ラモ | 2019年8月24日 (土) 09時10分
顎の下は櫛でとかしてやると目をつむって顎を伸ばしてもっとヤレと言います。
お互いに痒いところに手が届く、ご主人様で良かったですね。
投稿: みつやす | 2019年8月24日 (土) 12時32分