初期のターボ車の様だ
妹夫婦を駅まで送っていく時に始めてルーテシアに乗った。最初に感じて最後まで違和感有りまくりだったのはエンジン特性。最近はカタログにもエンジン特性とか掲載が無くてどんな装備品が付いているかの羅列が多い。ルーテシアのカタログは見てないけど同じじゃ無いかな?と思いながら乗った。
スタート時の極低速は900ccのトルクの細さを感じる。そのままの感じで過激じゃない加速を続けていくと、2500rpmから3000rpm辺りでトルクが一気に盛り上がる。その感じが今風の調教され尽くされたエンジンとは思えず、調子が悪いのかな?と思ったほど。後で嫁さんに聞いたら最初からだと言うので故障じゃないのかも知れん。
オリジナルがこんな特性という話に成ると、まるで極初期のターボ車の様だ。あの時代のターボは高回転域のトルク増大が目的だったから回転域が違うけど、或るゾーンで「ドッカーン」と効き始める感じがそっくり。
900ccの過給エンジンで3ナンバーの車体を動かすんだから多少の無理は有るだろう。フランス人は気にしないのかもしれない。帰り道に少しだけふかし気味に乗ったら気にならなかった。と言うことは安物足車を「ルパン・ルパーン」と言いながら乗る分には何ともない特性とも言える。お客さんをのせて静かに走ったから気になっただけかもしれん。
あとはごく普通の感じ。敢えて言えば右ハンドルのMT車で左ウインカーはちょっと使いにくい。確かISOで操作系が決められたので今後はこういう車が増えてくるかもしれん。でも日本ではほぼ全てがAT車なので実害は無かろう。
シートは安っぽい。長時間乗って尻が痛くなるかどうかは相性も有るから何とも言えん。どっちにしろ高級感とか重厚感を求める車じゃ無い。200万で装備充実の軽自動車よりも安いんだから。
スイム 1.0km
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コメント
VWゴルフの1200CCターボに乗る機会あり、出だしからスムーズでトルクもありビックリしましたが。ダウンサイジングターボはATと組み合わせてこそ自然な走行感覚が生み出せるのかもしれませんね。
投稿: シンシア | 2019年8月19日 (月) 11時14分
1200ccと900ccでは少しだけ差があるかも知れません。それと仰るようにATでの味付けが出来ないので、MTの小排気量ターボはそれなりに難しいのかも。
シャレードだと思ってアクセルを開け気味に走ると意外とよく走り、ブレーキの味付けも最近の国産車のように急速な立ち上がりが無いので乗りやすいです。
投稿: みつやす | 2019年8月19日 (月) 12時14分