自然の定義か
「自然という幻想」と言う題名の本。例の他山の石の本と一緒に借りて来て読んでいた。なかなか面白くて興味深いけど、最後まで読む時間が取れなくて返却期限が来てしまった。仕方ないから一旦返却しようと思う。
前半で述べられている「手つかずの自然」と言う概念だけど、今まで一回も深く考えたことが無かった。単純に人の手が入って居ない様な場所とか自然公園みたいな所がそうなんだと思いこんでいた。うん、確かに興味深くて難しい概念だ。いつか借り直して読もう。
こっちは久しぶりのDMEリレー。DMEリレー自体は定期的に依頼が有って作業しているけど、最近は何故か丸ピンの古いタイプをやっていなかった。今回は久しぶりの丸ピンの依頼が来た。
今回の改造元リレーもリング状の半田クラックが出来ていた。ネット上で検索するとドイツ製が良いとかハンガリー製が対策品とか色々な話が有るけど、どれも同じようにクラックとか基板の焦げが起こっている、見た目も結果も大差ない感じ。
私が思うに対策品とか無いんじゃ無かろうか?。ポルシェ自体は古い部品を供給するだけで精一杯で、その細かい部分を改良する時間とかコストは無かろう。社外品メーカならあり得るけど、効果を確かめるには膨大な試験が必要。こっちもコストが合わないかも。
もし機械式のままで改良するなら両面基板にすれば良いのにと思う。今のは片面基板だからリレーの質量と振動の加速度から来る力が全て片面のパターンとピンの間の半田に印加される。その結果リング状の割れが発生する。
これが両面基板になればスルーホールの中とか部品面にも半田が充填される。固定の剛性は桁違いだしクラックの発生度合いも相当下がる。。。
でもその意味を理解してコストアップを許容出来るユーザーは少ないと言う判断なんだろう。耐久レースの部品じゃ無くて大量生産の市販品なんだから。
バイク 12km
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