絶縁アンプ
太陽光用の200Vインバータ。今まで100Vで実験していたのを200Vにやり変えた。基本的に京セラのパワーコンディショナをそのまま使った仕様で。制御だけPIC12F629で行うと言う感じ。
すると上手く行かない。それっぽいAC波形は出てくるけど矩形波でオンオフしただけのような安っぽい波形になってしまう。100Vの時は完全ではない正弦波だったのに比べると大きな劣化だ。
その原因を調べていく過程で、信号のフィードバックに使っている電源トランスが気になりなり出した。100V用の電源トランスを測定してみると1次側は14Hも有る。そして200V用を測定すると27H近いではないか!。「μ」とか「m」では無くてただの「ヘンリー」。
他が全く一緒でも、電圧が2倍に成ったことでスルーレートというか、変化率が2倍に成って居る。これに追加で27Hにも成ると細かい変化なんか伝わって無いんじゃ無いか?と思い始めた。
そこでインダクタンスの少ないトランスとか、パルストランスを200Vで使う方法とか探し始めた。そしたら絶縁アンプICを見つけたと言う訳。
絶縁アンプ自体は言葉として知っていた。でもアナログ専門の会社が作っているミニ羊羹みたいなヤツで、1個が何万円もするイメージだった。でもこいつは1個が500円以下で買える。買って試すしか無いだろ、と注文した。
そいつが来たのでデータシートを読み始めた段階。順序が逆な気がするけど(笑)、物が見えないとモチベーションが上がらないタイプなので仕方ない。
バイク 12km
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