オルタネータ祭り
何故かポルシェのオルタネータが3台も溜まっている。取りあえず1台目は点検という事で簡単に見ていくと、内部の配線被覆がボロボロに成っているのを発見。
これは・・・短期的なショートとか瞬断とか発生していた可能性が高い。運良く無事だったとしても今後はほぼ確実にショートが発生する。
前回作業時にダイオードを打ち替えてあるみたいだけど、その時に使った絶縁カバーの材質が合わなかった様な感じ。
ガラス繊維にシリコーン含浸と書かれた絶縁チューブを使ってみたけど、これがどの程度持つかは解らない。でも他の実績から10年とかそう言うレベルは問題ないはず。
2台目は電圧が低いのと暗電流が1Aくらい流れるというヤツ。でもオルタネータ単体では異常を発見できない。再度確認したら車体レベルでそう言う診断に成ったらしいので、もしかしたらオルタネータ単体では正常かもしれない。
念のために負荷をかけて1-2時間の連続運転をしてみる事にした。
3台目は以前に作業したヤツ。ノーチャージと軸方向のガタらしい。軸方向のガタは確かに有るけど、これはファンを装着したら 無くなる方向なので実害は無かったと思われる。
でも単体でこんなにガタが有るのはおかしい。見ていくとテールベアリングを保持する樹脂製スペーサの縁が割れていた。装着中に力がかかる所じゃ無いけど、脱着時に押されて割れたのかもしれん。もう少し大きな縁に作り替えておこう。
ノーチャージに関しては良く解らん。普通に発電している。こう言うのは嫌いだなあ(笑)。
スイム 0.8km
ラン 4km
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コメント
オルタネーター天国やろ!!キャハハ
投稿: MASA | 2019年6月23日 (日) 18時04分
天国ほどは嬉しくない・・・、だって2台は原因が良く解らんのよ。
投稿: みつやす | 2019年6月23日 (日) 18時53分