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2019年6月

2019年6月30日 (日)

発電所視察

06301 今日の午前中は県内の某発電所を視察に行ってきた。単管フレームの全て自作架台だけど、パワーコンディショナが何台も有るようなそれなりの規模の発電所。
 立地が良いから太陽光でも始めようか・・・程度なら誰でも考えると思うけど、何年も前に全部自作で始めようとは中々思い切る事は出来ない。ちょっと凄い。
 そしてもう一つ凄い事が有って、除草のために多量のヤギが飼われていたこと。
06302  比較的小型の種類が何頭・・・と言うか何十頭も居る。行ったときは食事時間が終わったのか、ほぼ全てのヤギはゆったり、ダラダラと動物らしく過ごしていた。
 色々と大変な事も有るみたいだけど、機械で刈り続けるのもそれなりに大変なのは架台一つの発電所でも実感している。だから太陽光とヤギによる除草は相性が良いかも?と思いながら眺めた。

06303  メチャ人に慣れていて大人しくて愛想がよい。数年前はヤギによる除草を真剣に考えて居たのだけど、そのタイミングなら「分けてください!」と言ったと思う。
 今はかなりの部分をまさお君で刈れるように整地したのと、近所で飼われているヤギとちゃしろの相性が最悪?なので貰って帰るのは思いとどまった。
 代わりにオモチャを2点ほど貰って帰ったけど、今日は別のオモチャを店開きして遊んでいたので手が出てない。数日内に簡単にチェックしてみようと思う。
 発電所の所長様、お忙しい中ありがとうございました。お互いに鬱になる案件を抱えておりますが(笑)、ボチボチ行きましょう。

バイク 12km

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2019年6月29日 (土)

デブの元

06291 先日作ったスモモのジャム。あまりにも酸っぱくてサラサラ過ぎる気がしていた。そこで一部だけ砂糖を追加してやり直したら、急にペクチンが効き出した様な感じで硬くなり、甘さもジャムっぽく成った。ペクチンの効きには糖分も関係しているのだろうか?。
 それはそうとして酸っぱい方の「スモモシロップ」の方。私的にはシンプルな味のアイスクリームにでもかけたら合いそうな気がしていたのだけど、丁度来ていた次男の彼女が「アイスが食べたい」と言ったので買いに行って試した。
 素晴らしいぞ。高そうなコース料理の最後から2番目くらいに「ゴートミルクのアイスクリーム、プラムソース添えで御座います。」と出されたら信用してしまいそうな感じ。全部を濃いジャムで作り直すしか無いかな?と思っていたけど、半分くらいはシロップのままで残しておこう。

06292  こっちは次男が持ってきたシカゴ?のお土産。私にとってシカゴと言えばギャングなんだけど、なぜピーナッツバターなのか解らん。
 昼飯に食べたけどとにかく濃厚。半分くらいはピーナッツの粒々が残っている。パンにこれを塗ってその上にジャムを塗って食べてみたら、アメリカ人にデブが多い理由が実感出来た。

06293 最後は山陰の田舎から送ってきたぶどう。小粒の品種だ、 山陰は小粒を作って山陽は大粒を作るとか聞いたけど本当だろうか?。
 小粒で種もなくてパクパク食べられるので、私が一房食べて居る間に次男は二房も食べた。アメリカ人の彼女は「どうして全部食べないのか?」と言いながら皮まで食べていた。そう言うモンだろうか、良く解らん。

スイム 0.8km

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2019年6月28日 (金)

ひ弱なマグネシウム合金

06281  特定の時代の空冷ポルシェはエンジン部品にマグネシウム合金が使われている。
 でも耐久性が無いのか細かい問題も。ここもボルト穴の外側にクラックを発見。



06282 内側にもクラックが。溶接は難しそうだし、もしやってもこんな薄肉で複雑な構造だと歪みまくりだろう。





06283_20190628205501 と言うことで、気休めに構造用接着剤を充填。最近はエポキシに替えてアクリル系の構造用接着剤を使う事が増えた。特性に慣れて使いやすく成ったから。




06284 ドリドリ君の円弧補間でぐるっと削れば良いと思ったけど、予想以上に凹凸やクラックが有ったのと、何を平面の基準にするか迷ったので作戦変更。




06285 オルタネータの代わりを務めるジグを作った。






06286  オルタネータの位置に落とし込んで、オルタネータ取付座の凹凸や斜め具合を確認する考え。





06287 座面の凸部を削ってオルタネータの軸をシュラウドのセンターに持ってきた。でも隙間が0.1mmくらいしか無い部分がある。
 これはシュラウドが変形して真円じゃ無くなっている事や、羽根(インペラ)の外周部が同様に変形している為と思われる。もしかしてマグネシウム合金は成長する?。

06288 シュラウドの内径加工は現実的じゃy無いので、ジグを作って羽根の外径を切削。ここはテーパに成っていて意外と面倒。
 テーパの理由は空力的なモンよりも、シュラウド内側の抜き勾配じゃ無かろうか?と想像。


06289  綺麗に切削完了。メカの人は手作業でやってみてギブアップしたらしいけど当然だと思う。
 ドイツなので翼型はゲッチンゲンか?。




062810 隙間は全域で0.5mmから0.7mm程度になった。再塗装が有るみたいなのでこんなモンかな?。性能を求めてこれ以上狭くしたらトラブルを呼ぶだけだと思う。
 「過ぎたるは及ばざるがごとし」「角を矯めて牛を殺す」。。。ハハハ。

 ポルシェ屋の社長はこれから毎日のように変形したファンとシュラウドが入ってくるから、ジグを用意しておけば蔵が建つと言ったけど本当かなあ(笑)。

ラン 4km

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2019年6月27日 (木)

自然の定義か

06272

 「自然という幻想」と言う題名の本。例の他山の石の本と一緒に借りて来て読んでいた。なかなか面白くて興味深いけど、最後まで読む時間が取れなくて返却期限が来てしまった。仕方ないから一旦返却しようと思う。
 前半で述べられている「手つかずの自然」と言う概念だけど、今まで一回も深く考えたことが無かった。単純に人の手が入って居ない様な場所とか自然公園みたいな所がそうなんだと思いこんでいた。うん、確かに興味深くて難しい概念だ。いつか借り直して読もう。

06271  こっちは久しぶりのDMEリレー。DMEリレー自体は定期的に依頼が有って作業しているけど、最近は何故か丸ピンの古いタイプをやっていなかった。今回は久しぶりの丸ピンの依頼が来た。
 今回の改造元リレーもリング状の半田クラックが出来ていた。ネット上で検索するとドイツ製が良いとかハンガリー製が対策品とか色々な話が有るけど、どれも同じようにクラックとか基板の焦げが起こっている、見た目も結果も大差ない感じ。
 私が思うに対策品とか無いんじゃ無かろうか?。ポルシェ自体は古い部品を供給するだけで精一杯で、その細かい部分を改良する時間とかコストは無かろう。社外品メーカならあり得るけど、効果を確かめるには膨大な試験が必要。こっちもコストが合わないかも。
 もし機械式のままで改良するなら両面基板にすれば良いのにと思う。今のは片面基板だからリレーの質量と振動の加速度から来る力が全て片面のパターンとピンの間の半田に印加される。その結果リング状の割れが発生する。
 これが両面基板になればスルーホールの中とか部品面にも半田が充填される。固定の剛性は桁違いだしクラックの発生度合いも相当下がる。。。
 でもその意味を理解してコストアップを許容出来るユーザーは少ないと言う判断なんだろう。耐久レースの部品じゃ無くて大量生産の市販品なんだから。

バイク 12km

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2019年6月26日 (水)

文系、理系、電気系、機械系、電子系、電機系・・・

06261 詳細な型番は良く解らんけど空冷ポルシェのオルタネータ。充電不良で入ってきたけど単体試験では問題なく発電する。おかしいなあと思いながら眺めていて一つだけ異常に気が付いた。
 右上の黄色いカプトンテープを巻いているコネクタだけど、オリジナルではここにレギュレータAssyから来た青い線が繋がっている。そして黒い樹脂製のカバーが被さって要るのだけどそのカバーが変形して破れていた。
06262  単純に経年劣化だと思ってテープでも巻けば良かろうと思って分解したら、中にあるオスの端子も少し変形して腐食していた。接触不良だった可能性がある。
 ここが接触不良に成ると、チャージランプの発電機側が浮き気味に成って実際に発電していてもランプが消えないとか、自分で発電した電力をこの端子経由でブラシに送っているわけだからフィールドコイルの励磁が弱くなる、結果的に発電が弱くなる、なんか色々と問題が起こる場所。

 そしてこの端子の場所を良く見ると、オルタネータを固定するブラケットというかファンシュラウドが直ぐ横に来ている事に気がついた。1枚目画像のうっすらと見える跡が相手部品の形状で、今はコネクタをギリギリまで曲げて居るのにこんな取り合い。標準の斜めに成った取付だと普通に当たっているんじゃ無かろうか。。。だからカバーが付いているのか?。
 そこまで考えてこの接続方法に疑問を感じた。電気的には下の端子と同じなわけで、ここまで配線を伸ばして繋いだ方が機械的にはトラブルから遠い。レギュレータを交換する時の手間が1分くらい長くなるだけで、干渉や加振が原因のトラブルから自由に成るメリットの方が大きかろう、と。
 今までこの種類の作業を何台もやって来たけど、これに気が付いたのは今回が初めてだ。それは今までオルタネータ単体で主に電気的な目でしか見てなかったからだろう。逆に私がメカだったとしても、この部分は奥まった所で手を伸ばして見えない作業に成る。さらにお尻の整流カバーも共締めに成るからこんな事に気がつく余裕なんか無い。。。シンプルな事だけど複合的な目で見ないと駄目だなと再認識。

 学生の頃から文系とか理系とか区別したがるヤツはバカだと言っていたけど、同じように電気とか機械と分ける事も無意味だと思う。さらに電気系と電子系を分けてみたり、電気と電機は分野が違うとか言う人まで居る。
 自分の身体だって電気信号の命令で骨格を筋肉内の化学反応で動かしているのに分ける意味なんか無いじゃ無いか。視野が狭まるというデメリットしか無いと思う。
 今回の件は電気的な目だけで見ていたら何時まで経っても気が付かなかった事例だと思う。せっかく気が付いたんだから、トラブルを未然に防ぐ意味で自分のオルタネータも時間を作って同様な改造をしておこう。

ラン 4km

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2019年6月25日 (火)

ペクチン多すぎ

06251 すももを皮のままジャムにする行為に少しだけ不安が有り、数個で実験してみることにした。





06252 種はスプーンで取り出した。






06253 この時点でかなり硬い。皮は気にならない。最初に焦げたのか黒い点々が気になる。
 味はかなり酸っぱい。慣熟して甘い実を使ったのに凄く意外な感じ。



06254 熱くて砂糖を添加したら緩くなるけど、冷えてしまうとこの位の硬さがある。子供の頃に食べていた安物のジャムを思い出す。




06255 何となく行けそうな感じなので本番をスタート。最初に鍋底に接している部分が焦げないようにコップ2杯の水を入れてから煮ていった。
 これ以降は時間も遅くなったのと余裕が無かったので画像は無し。まあ規模が大きくなっただけど瓶に詰めただけ。
 砂糖を入れすぎて風味が消えるのも嫌だったので、今回は割りと酸っぱいジャムに仕上がった。ちょっと好き嫌いが有るかもしれん。

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2019年6月24日 (月)

鈴生り

06241 家の下の「はらんきょう」の実が鈴生りで凄いことに成っている。この地方では「はらんきょう」と呼んでいるけど一般的には「すもも」と呼ばれている果物かな?と思う。
 木が2本有るのだけど、去年は1本の木に2個か3個しか実を付けなかった。一昨年は普通の感じに生った。そして今年はこんな感じで狂い咲きという訳。
 そう言えば柿もおかしい。去年は全くと言って良いほど生らなかったけど、一昨年は枝が折れるほど生った。なんか地球が・・・とまで言うと言い過ぎかもしれんけど、この地方の気候が変化して居るんじゃ無かろうかと感じてしまう。

 この実の旬は1週間ほど、こんなに生っても全部を食いきれる訳が無い。こんな事なら摘果して大きな粒を実らせたら良かったと思うけど、小さな青い実の段階でそんな事まで考える余裕は無かった。
 朝夕に20個ずつくらい食べているけど追いつかない。このままゴミに成るのは勿体ない気がするのでジャムに成らないかな?と考え中。実を煮詰めて多量に砂糖を加えれば何でも?ジャムに成るけど、実だけにするのが凄く面倒だ。
 一気に煮てしまって裏ごしするか、でもそれだと渋みまで一緒に抽出してしまいそうだ。。。悩むなあ。

バイク 12km

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2019年6月23日 (日)

狭き門は難しい

06231 日曜日で時間が有ったので200Vインバータを設置してミーブに充電してみる事にした。
 死ぬほどの爆発は無いと思うけど、エポキシモールドの破裂、電解コンデンサの破裂、大電流部の焼損などはあり得る。念のためにゴム手袋とゴーグルを装備し、近くには賞味期限切れの消火器を置いて電源ON。







06232 汚い波形だなあ。しかも今まで測定したどの波形とも違う。 と言うことは他の環境で煮詰めても意味がないという事かもしれん。





06233 オシロではピーク電圧が280Vくらい出ているのに、簡易表示器では173Vしか入力されていない事に。これがRMSだとしたら原因は正弦波よりもやせ細った波形のせいだろう。




06234 ミーブもきちんと充電中であると認識してくれた。煙も出ないし実験中に1目盛り増加した。波形は汚いけど一発目から取りあえず200Vでの充電が出来たことは素直に喜ぼう。




06235  温度を見てみると、左上のトランス・・・と言うよりも出力フィルタに使われているリアクトルが発熱している。







06236  拡大してみると既に95度を超えていて、30分くらい充電を続けると115個まで上昇したので試験は中止した。どんな規格のコイルか知らないけど、巻線の耐熱温度は130度とか150度とかそんな辺りじゃ無かろうかと思って。





06237 賢明なちゃしろは実験を始めると犬小屋に退避した。危険というか飼い主の不甲斐なさが解っているのだろうか?。 犬は雰囲気を読むので、マジで何かを感じていた可能性が高い。ちょっと感心した。
 なかなか難しい、初回にしては上手く行ったと言う見方も出来るけど、このままの状態で実用出来る訳じゃ無い。簡単じゃ無いな。。。

 主は「広き門は滅びに至る」と仰った。だから私はガソリン車は古いMT車だしEV車も太陽光で充電しようと考えている。でも、、、なかなか難しいです。アーメン。

バイク 12km

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2019年6月22日 (土)

オルタネータ祭り

06221 何故かポルシェのオルタネータが3台も溜まっている。取りあえず1台目は点検という事で簡単に見ていくと、内部の配線被覆がボロボロに成っているのを発見。




06222 これは・・・短期的なショートとか瞬断とか発生していた可能性が高い。運良く無事だったとしても今後はほぼ確実にショートが発生する。
 前回作業時にダイオードを打ち替えてあるみたいだけど、その時に使った絶縁カバーの材質が合わなかった様な感じ。



06223 ガラス繊維にシリコーン含浸と書かれた絶縁チューブを使ってみたけど、これがどの程度持つかは解らない。でも他の実績から10年とかそう言うレベルは問題ないはず。




06224 2台目は電圧が低いのと暗電流が1Aくらい流れるというヤツ。でもオルタネータ単体では異常を発見できない。再度確認したら車体レベルでそう言う診断に成ったらしいので、もしかしたらオルタネータ単体では正常かもしれない。
 念のために負荷をかけて1-2時間の連続運転をしてみる事にした。

06225 3台目は以前に作業したヤツ。ノーチャージと軸方向のガタらしい。軸方向のガタは確かに有るけど、これはファンを装着したら 無くなる方向なので実害は無かったと思われる。
 でも単体でこんなにガタが有るのはおかしい。見ていくとテールベアリングを保持する樹脂製スペーサの縁が割れていた。装着中に力がかかる所じゃ無いけど、脱着時に押されて割れたのかもしれん。もう少し大きな縁に作り替えておこう。
 ノーチャージに関しては良く解らん。普通に発電している。こう言うのは嫌いだなあ(笑)。

スイム 0.8km
ラン 4km

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2019年6月21日 (金)

自家消費を拡大

06211 本当は200Vインバータを設置してミーブの試験をしたかったけど、そこまでの時間が取れなかったのでその他の機器の配線替えだけ行った。

 具体的には今までは太陽光のシステムに接続していなかった、水道ポンプと廊下の照明を太陽光のシステムに接続しただけ。
 面倒なので片側のパワーコンディショナだけに追加したけど、もしかしたらピークが重なった時に落ちるかもしれない。そう言う事が頻発するようなら2台のパワーコンディショナにきちんと振り分ける必要が有りそう。
06212  怪しいバランサは横に設置している。嫁さんから「高いところに電球が有ったら危ないでしょ!」と言われたけど、その直後に自分で「ああ、でも他の電球も上に有るか・・」と納得していた。
 埃が溜まったりしたら不味いので、早急にケースに入れた正規バージョンを作らないといけない。その時は切れる恐れが有る電球じゃ無くて、放熱器が付いたニクロム線とかの方が良いのかなあ?。

06213 電圧計と電力計表示を見ながら晩飯を食べ、落ちるかどうかヒヤヒヤしながら風呂の水を張り、何となく行けそうな雰囲気がしてきたのでちゃしろと遊んでお終い。




バイク 12km

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2019年6月20日 (木)

充電器を繋いでみた

06201 ミーブトラックの充電用に自作している200Vインバータ。何となく使えるかも知れない範囲に入ってきた気がしてきたので総合的な試験を始めた。
 全景はこんな感じで京セラのパワーコンディショナを使い、命令だけPICを使っていい加減な200V交流を取り出すという仕組み。


06202  波形はこんな感じで最初に紹介したヤツの方が正弦波に近い。でも京セラのパワーモジュールが悪いのか、京セラのドライブ回路が悪いのか、出力フィルタが悪いのか、それに対する私の命令が悪いのか、100Vに対して200Vとスルーレートが2倍に成った影響なのか、そんな色々な事の総合的な話なのか、、、全く解らんけど100Vの時と同じに成らん。
 で、仕方なく妥協の産物として纏めたのが今回の回路と波形という訳。研究じゃ無くて工学なんだから良いでしょ(笑)。
06203 で、ミーブトラックの充電コントローラを繋いでみた。こっちも自作品なので怪しいけど、今まで正常に使えて来たので問題は少ないと思う。
 今は元ネタのDC400Vが600W位までしか出ない実験用電源なので、この先にミーブを繋いでみる事は出来ない。この先に進めるには、太陽光のDC400Vに直接繋ぐか、AC200Vを整流してDC280Vくらいを作ってそれに繋ぐか。。。
 送電網に影響を与えたら不味いので、自分の太陽光システムに最初から繋ぐ方が安全かもしれんな。

 久しぶりにランニングマシンを使ってみた。今までは走るのが嫌だった訳じゃなくて、本を読みながらだからエアロバイクに成って居ただけ。これからは少しずつランも入れていこう。

ラン 3km

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2019年6月19日 (水)

長持ちするパン

06191 グッデイに行くたびに気になっていたパンを買ってみた。賞味期限がメチャ長いヤツで今回買ったのも8月!?と成っている不思議なパン。

 何年か前からナフコの資材館でもパンを売っていた。あさイチは珈琲が無料だったりして、早い時間帯に来店する玄人が対象なのは明な感じ。
 このときのパンは普通のパンだったんじゃ無かろうか。確認してないから解らんけど。そしてグッデイのパンも最初は同じだと思っていた、でも夕方になっても同じ感じで並んでいるから少し疑問を感じ、良く見たら賞味期限が2ヶ月とか3ヶ月くらいある特殊なヤツだった訳。
06192 裏面を見たけど長持ちする理由がイマイチ解らん。でもよく考えたら昔の食パンとか数日は置いたままにしたりしていたし、フランスパン系はもっと持っていた。
 そんな事を思い始めて乾パンとかクッキーの事を思い付いた。御飯と違って焼き上げたモンだから水分量とか最初の雑菌量が少ないだろう。乾パンもクッキーも長持ちするし昔の源氏パイも空気が通る包装で普通に売っていた。
 と言うことは、長持ちさせるだけなら意外と簡単な話で、それを普通の菓子パン的な味や食感に纏める部分の方が難しいのかも。なかなか面白そうな世界だ。そんな事を思いながらその日のうちに嫁さんと半分ずつ食べてしまった。味は普通だった。

バイク 12km

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2019年6月18日 (火)

他山の石

06181 2週間くらい前に借りて読んだ「終わった人」をキツイ本だと書いたけど、或る意味この本の方がキツイ本かもしれないと思って読み終えた。

 借りるときは個人で図書館を作るとか変な人だな、なんか面白そうな事でも書いた有るかもしれん。そんなことを思って借りてみた。でも数ページ読んだだけでこりゃ違うと感じ始め、1/4も行かないうちに読むのを止めようかと思い始めた。
 でも「良薬は口に苦し」と言うし、嫌なヤツは往々にして本質的な所が自分に似ていたりする。「他山の石」と言う諺も有るじゃないかと思い直して最後まで読んだ。
 一言で言うなら「痛い個人ブログ」だけど、自費出版みたいだからそれで正解なんだと思う。アマゾンのレビューで1名だけ厳しい書評を書いている人が居るけど、まあ間違いとは思わない。でも世代的にも人格的にも自分と似ているような臭いを感じる事が有り、私はちょっと違う感想だと書いておこう。
 内舘牧子の本はあくまでも小説。女性なのに良く老人男性の気持ちが解るもんだ・・・流石に名演出家だけ有るなあと感じるけど、この本は生身の人間が本当に演じているし自分の言葉で綴っている所が怖い。そして加計学園やイオンド大学にも関係している所も凄い(笑)。

 還暦以上のお爺さんに差し掛かった人達、図書館に有ったり、100円コーナーに有ったら読んでみたら面白いかもしれない。

バイク 12km

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2019年6月17日 (月)

小町ニッパ

06171 先日の新しいニッパ発掘騒ぎで、一番多用しているニッパの買換を決意した。ニッパ作業の95%で使っている125mmの斜ニッパ。
 3ピークス製のヤツが手に馴染むのと、近所のホームセンタで簡単に買えるので使い続けている。切れ味が悪くなったら研ぐけれど、合わせ目の形状とか角度が少しずつ変わってくるので5年10年と使えるモンじゃ無い。
 今度も同じのにしようと思ったけど、そう言えば次は穴無しにしようと考えて居たことを思い出した。私の作業では被覆剥きの為に開けられた穴は使って居らず、逆に切断時の障害にしか成っていなかったから。
 でも近所のホームセンターには穴無しは売って居らず、仕方なしに通販で買った。通販なので気が付かなかったけど、持ち手のコーティング材質が変わっていた。古いのは塩ビ的なコーティングだけど新しいのは少しねっとりとした柔らかさを感じる材質。最近のハンドツールはこの手のヤツが多いな。
 持ちやすい気もするけど、適度な滑り気が無いのは作業性が悪いような気もする。まあこれは使って見ないと解らない。
 タイトルは勝手に思い付いたから書いてみただけ。工具屋でこんな事を言っても通じるわけがない(笑)。しかもよく考えたら穴無しが基準で、穴付は被覆剥きとして追加されたのが歴史的にも正しい様な気がする。

 昨日は宮島トライアスロンとルマンが有った。宮島の方には知り合いが何人か出ていた。今は長時間の練習が出来ないので大会への参加は難しいけど、何時か復活出来たら良いなあ・・・と思いながら報道やら個人のページを眺めた。
 ルマンの方はトヨタ連覇で素晴らしいのかもしれんけど、ライバルがみんな居なくなった懲りに凝ったHVクラスで、「トヨタの技術は凄いだろ!」と言っている様に思えて成らない。
 確かに凄いけど、他の人達は興味とか将来性とか商売の展望とか他の所に求めて去っていったんじゃ無いの?。市販車で同じ事が起こってなければ良いけどね。。。と、一応はトヨタ九州の城下町の住民は思うのであった。

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2019年6月16日 (日)

ベストは尽くしたつもり

06161 ここ数日苦しんでいるスピードメータ。ポルシェ356のヤツだと思うけどメータだけ預かったので良く解らない。症状はオドメータの故障とか。




06162 速度計の針の動きも変だなあ、と思いながらガラスを外したら、内側のリングに妙な変形がポツポツと。
 どうしてこんな場所が凹むんだろう。見える場所じゃ無いけど今までの作業の質が覗えて不安な気持ちに成るじゃないか。



06163_1 写真では解りにくいけど、赤丸の歯が根本から折れているのが主たる原因。それにしてもなんか変な歯形だ。





06164  こんなギヤを売っている訳は無いので作った。「少女A」は良く働く。





06165 ウォームとの噛み合い位置が悪い。じーっと見ていると有ることに気が付いた。ホイールの歯数が今の10枚から16枚に成るとシャフトが右に傾いて噛み合い位置もウォームの中央に来るぞ。
 と言うことは、本来はマイルメータでホイールだけ作ってキロメータにしたのか。その際に適当な歯形でごまかした。そしてウォームのシャフトを長くせずにマイルのままで使ったから位置がおかしい。。。8割の確率で合っていると思う。
06166  歯が折れた原因はオドメータのリングが固着。その原因はシャフトの曲りとギヤの位置が変な事で、ある特定の組合せで回らないくらい硬くなってしまう。あーぁ。。。
 末端とか見るとかなり適当な作業が行われた事が解る。私もいい加減な作業しかしないけど(笑)、これよりはマシな作業で納品してるわ。。。

06167  製作やら修正やら沢山あって疲れる作業だった。それなのに「完璧です」と胸を張れる程は復元できて居ない苛立ち。
 雨の日は晴れと同じタイムでは走れない。状況を的確に判断してベストを尽くして行くしか無い。解っているけど、ちょっとイラッとする。
 速度計部分、グリース入れすぎでこっちも分解清掃。

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2019年6月15日 (土)

人様の役に立つ事をしようじゃないか

06151 プールまでは1時間くらいあるから、仕事かインバータの試験でもやろうと思っていたら電話が鳴った。相手はエイミーの婆ちゃんで、うちの嫁さんが婆ちゃんを送っていく約束をしていたとか。
 いや、それは来週だと聞いていたけど婆ちゃんは来ない嫁さんを待っている。そして嫁さんは外出して居ない。仕方ないから雨の中、婆ちゃんの家まで行ってみることにした。

 婆ちゃんは近所の病院と老人施設に花を飾るボランティアをしている。花代金だけは貰っているらしいけど、花器とか仕入に行く手間とか花を生けたり片付ける作業はボランティア。そしていつも付き合ってくれる娘・・・すなわちエイミーのお母さんはアメリカに行っているから今日は誰も居ない。。。
 うーん、誰かが何処かで勘違いしている訳だけど今さら仕方ない。昨日仕入れてきた花を捨てるわけには行かんし、病院とか施設の人も待っているだろう。今日は私が弟子として付き合うしか無いな。

 話には聞いていたけど凄い量の花だ。コンパクトカーの倒した後席とトランクに一杯有る。そしてそれを院内を廻りながら、古いのをゴミ袋に入れて新しいのを飾り付けて水を入れて・・・と言う行為を繰り返す訳。全部でどれくらい生けたんだろう。
 何だかんだで昼前までかかった。自動的に今日のプールは休みだ。若くは無いからイライラしたりは無くなったけど、ヤレヤレと「仕方ない」気持ちで付き合う事に成るのが今までの私だった。でも今日は何故か心が違っていて、素直に婆ちゃんの手伝いをして、病院や施設内を回ることが出来た。
 エンゾの本のおかげかもしれない。人生が雨降りでも集中して前を向いて最善を尽くすように心掛ける事は大事だ、普通はそんな事出来んけどね。「車は見た方に進む」だったか。

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2019年6月14日 (金)

ちゃしろ レーサーになりたかった犬とある家族の物語

06141 先日借りてきた本の2冊目を読み終えた、犬の本で「The Art・・・」の方。なかなか面白い。そして借りるときに感じたように、要所要所で涙がポロポロ出て来るから人前では読めない。人間の悲しい話はどうでも良いけど(笑)、犬の話は嬉しくても悲しくても駄目だ。

 ストーリーは面白い。散りばめてある車や犬の話も的確で興ざめするような事は無い。カーブで限界を超えた時、アクセルを弛めずに軽くカウンターを当てて堪える件がある。大抵の本はここで終わりだけど、この作者は次に増大した旋回半径と戦わねば成らない・・・と綴る。
 ラブラドール系の雑種で有る主人公?が、股関節形成不全に悩まされる辺りもウンウンと感じてしまう。純血種の遺伝病は良く聞く話だけど良く考えたら変な話だ。自然をベースに考えれば、「狼」が元祖でいわゆる「雑種」がその次に来て、その枝葉の先に盆栽みたいな「純血種」が有るわけだから。
 だから「純血種」に遺伝病のリスクが高い訳じゃ無く、過度な盆栽行為を繰り返し過ぎて不幸な犬達を製造してしまいました、御免なさいと考えるべきだろう。

 イブ役にアマンダを選んだ監督の人選にも賛同したい。でもこの本の出版社には異議がある、この邦題は駄目だろう?。もうちょっと原題を生かした方向で、気の効いた邦題が思い付かなかったモンだろうか?。
 アマンダの映画が公開され、日本でもそれなりにヒットし、イマイチ人気のない大型の保護犬に注目が集まったりしないかな、などと眠そうなちゃしろと話して来た。

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2019年6月13日 (木)

使えるような気がしてきた

06131  夜になって絶縁アンプの試験を少しだけやってみた。型番は「ACPL790A」と言うヤツで基本的には電流検出抵抗の両端電圧を取り出すのが主目的のICと思われる。
 だから入力は±200mVで出力が0V~2.5Vと今回の私の用途には入力側が少々使いにくい。入力のピークは280Vにも成るわけだから1/1000にも分圧?しないと行けないわけだ。。。
 まあきちんと考えてチャンとした作業をすれば理屈通りに行く可能性が高いだろう。そう考えて取りあえずブレッドボードで実験開始。

 ACPL790Aの出力は差動というか0V基準じゃ無い。それに電圧のスパンもPICの入力範囲とは違う。そこでOPアンプを1個だけ入れてゲイン調整と0V基準の信号に変換してみた。使っている抵抗がカーボンの適当なヤツなので精度は出てないけど、まあ何となく行けそうな雰囲気が見えてきた。
 OPアンプはLM358を使っているけど、今風の速い単電源OPアンプが有ればそれに変更したい。抵抗は単品で高いのを買うかVRで調整しよう。280Vの分圧は放熱とか温度によるドリフトとか考えると、同じ種類の抵抗をずらーっと並べるか。
 今晩の所はこんな感じで寝よう。

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2019年6月12日 (水)

絶縁アンプ

06121 太陽光用の200Vインバータ。今まで100Vで実験していたのを200Vにやり変えた。基本的に京セラのパワーコンディショナをそのまま使った仕様で。制御だけPIC12F629で行うと言う感じ。
 すると上手く行かない。それっぽいAC波形は出てくるけど矩形波でオンオフしただけのような安っぽい波形になってしまう。100Vの時は完全ではない正弦波だったのに比べると大きな劣化だ。
 その原因を調べていく過程で、信号のフィードバックに使っている電源トランスが気になりなり出した。100V用の電源トランスを測定してみると1次側は14Hも有る。そして200V用を測定すると27H近いではないか!。「μ」とか「m」では無くてただの「ヘンリー」。
 他が全く一緒でも、電圧が2倍に成ったことでスルーレートというか、変化率が2倍に成って居る。これに追加で27Hにも成ると細かい変化なんか伝わって無いんじゃ無いか?と思い始めた。

06122 そこでインダクタンスの少ないトランスとか、パルストランスを200Vで使う方法とか探し始めた。そしたら絶縁アンプICを見つけたと言う訳。
 絶縁アンプ自体は言葉として知っていた。でもアナログ専門の会社が作っているミニ羊羹みたいなヤツで、1個が何万円もするイメージだった。でもこいつは1個が500円以下で買える。買って試すしか無いだろ、と注文した。
 そいつが来たのでデータシートを読み始めた段階。順序が逆な気がするけど(笑)、物が見えないとモチベーションが上がらないタイプなので仕方ない。

バイク 12km

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2019年6月11日 (火)

ラム アンド ライス

06111 ちゃしろのドッグフードが無くなったので新しいのを買った。ダイアモンドナチュラルズは悪くないし、カカクコムで評判の悪い(笑)販売店も対応が良いので同じ物にした。
 と思って注文処理したら在庫切れでカートに入らなかった。ちょっと悩んだけど同じシリーズで「ラム アンド ライス」と言うヤツにしてみた。ちゃしろは御飯が好きなので、混ぜ物はライスが良いかな?と思って。

06112  最初は「どうして変えた」「それは美味いのか?」と言う顔をしていたちゃしろだけど、今日の夕食に出してみたら。。。





06113  「結構美味いね!」と合格点を頂いた。
 今まで与えていた「ビーフ アンド ライス」に比べたら粒が小さくて小型犬用みたいな感じだったけど、口に合ったのか一気に食べてくれたので良かった。
 あとはお腹が弱い彼が下痢とかしないかどうか、これはしばらく与えて様子を見るしかない。

バイク 12km

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2019年6月10日 (月)

kaicutのニッパ

06101 どこかに剪定鋏か摘果鋏みたいなヤツが有ったはずと思い、婆さんが農業関係の小物を置いている棚を漁った。そしたら目的の鋏は出てこずにニッパが沢山出てきた。

 机の上に並べて見たらこんな感じ。超小型とかプラスチック用は除外して居るけど、普通の斜ニッパと160mmの強力型は私が使っているヤツ。残りは今回発掘したヤツに成る。
 今の私は基板系のプチ量産的な事もやっているので、普通の電子工作人よりはニッパの使用頻度は高いと思う。抵抗の足を切ったりするのには3ピークスの斜ニッパを使って居て、使い捨てでは勿体ないので数回は研いで使う日々。
06102  何か使えるニッパは無いかな?と思って見てみると大半はJISマークもないワゴンセールで買ったような見るからに安物。でも1個だけ「kaicut」と書かれたJIS規格品が出てきた。
 kaicutと言えば貝印刃物の会社。家庭用を中心に良く見るブランドで、カーショーのブランドで割りと趣味的なナイフとかも出している。でも工具を出しているのは知らなかった。爪切りとか作っている部署の部長さんが気の迷いで作ってみたんだろうか。それとも普段は何処かのOEM生産をしていて自社ブランドでも売ってみただけかもしれん。
 JISマークが付いているし型番もJISの型番。刃の研ぎ方とか見ても他の安物とは違って普通に使えそう。物を切っても普通に切れる。あとは耐久性がどうなのか。これだけ残してしばらく使ってみる事にした。

バイク 12km

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2019年6月 9日 (日)

日曜日らしい

06091 生垣の剪定とか枝の片付けをしていたら、変なオッサンが情け無い排気音のバイクに乗って来た。花の苗を植えていた嫁さんが見て大笑い。いつも見るバイクと違うからサーカスの熊が来たかと思ったらしい。
 ジャンクのスイッチを2個置いて、代わりにコレットチャックのセットとキー材を一箱盗んで帰っていった。牧場をトコトコ走るようなバイクで、高速車がぶっ飛ばしている3号線を無事に帰れたんだろうか?。

06092  夕方はいつもの様にサラちゃんが遊びに来たので、ちゃしろランでプロレスごっこ。
 ヘイヘイ!、ボールを取ってごらん。




  06093オラオラオラ






06094 耳をガブッ






06095  力比べ






06096  体重差を利用して






06097 でーん






06098  おやつよ~!






06099  サラちゃんは台に上れない






バイク 12km

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2019年6月 8日 (土)

9.0km/L

06081 3ヶ月くらい前に成るけど、今年の運試しで中国製のインジェクタを買って白骨号に装着した。
 新しく装着したインジェクタの方が開弁電流が少し高く、定常的な吐出量も少しだけ多い。そして吐出口の形状も新しい世代のポートに成っている。
 その後は燃料マップを微調整したりタイヤを夏タイヤに変えたりしてきて、2回ほど燃料を入れたけど途中で条件が変わり安定した状態とは言えなかった。ようやく今日になって始めて安定した燃費といえる計測が出来たのでドキドキして計算。

 まあ計算する前から燃料計の針の動きとオドメータでフィーリングは解っていたけど、実際に計算したら予想通りに良い燃費で嬉しくなった。
 ポケットサイズの計算尺なので見にくいかもしれんけど、今回の燃費は9.0km/Lと出た。使用条件としては今までと同じで近所の移動だけ。プールに言ったりグッデイとかナフコに買い物に行くだけの使い方。だから1回の走行は数kmから精々20kmと言ったところ。
 旧型というか純正インジェクタでは、かなり省エネに振ったセッティングにしても9.0km/L台に成ることは無かった。下道でも長距離を走ったり高速を一気に走ったりしたら11km/Lを超える事は有ったけど、今回と同じ条件の日常使いでは初めての事。
 そしてこのインジェクタの素晴らしいのは、9.0km/Lを出したセッティングでも全域で十分トルクフルで乗りやすいことあが上げられる。これは4ポートのメリットかもしれんし、30年以上使った純正品にアンバランスが出ていたのかも知れない。
 取りあえず良い状態に成って嬉しい。そして14ドルのインジェクタが何時まで動くかハラハラドキドキの毎日もそれなりに楽しかったりする(笑)。

スイム 1.0km
バイク 12km

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2019年6月 7日 (金)

PIC12F1840はどうだろう?

06071 太陽光システム用の200Vインバータ。12F629を使ったやり方でそれなりに上手く行ったけど、電圧方向が16段階しか無いのが気になっている。
 これの原因は12F629の内部基準電圧が4bitの16段階しか無いため。この電圧を内部コンパレータの片側の入力に入れて、残りの入力には出力電圧を分圧した電圧を入れて比較しているから仕方ない。
 これを改善するには内部基準電圧がもっと細かい機種を使うしか無いわけで、何か無いかな?と8ピンのPICのデータシートを見ていった。そしたら12F1840と言う機種が見つかったわけ。
 これにはコンパレータ用の内部基準電圧は無いけど、コンパレータの入力に内部DAコンバータの出力を繋ぐことが出来る。そしてその内部DAコンバータの分解能は5bitの32段階も?有るという話。
 32段階でも細かいわけでは無いけれど、今までに比べたら2倍の分解能に成る。そしてプラマイだと64段階で制御できる訳で、これなら人に言ってもバカにされない領域に入ってきた感じがする。

 そこでスペックを読み始めたけど分厚い。。。チップ自身は秋月で130円くらいしかしない癖に、偉く多機能でスペックが400ページくらい有る。
 当然、その全てを読破して理解しないとプログラムを書けない訳じゃ無いけど、自分が使う範囲は理解しないと前に進まないし、PICの場合は一見して関係ないような機能とかレジスタが関係していてドツボにはまるという事が多い。
 仕方ないから読もう。

バイク 12km

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2019年6月 6日 (木)

キツイ本だ

 来るかな?と思っていた基板が来なかったので、何となく別の仕事をせずに先日借りてきた本を1冊読み終えた。内舘牧子の「終わった人」の方。
 なかなかキツイ本だ。借りた日に書いたように私は定年も無いし、挫折するようなエリートでも無いし、プールの受付嬢と食事に行く事も無い(笑)。
 でも年代的にドストライクの内容だから結構堪える。じゃあ本とシチュエーションが相当似ている妹夫婦はどんな感想を持つだろう?。読んだ方が良いかな、読まない方が良いかな、ベストセラーらしいから既に読んだかな。。。そんな事を思って読み進めた。

06061 新しく見直したインバータ回路とソフト。叩き台として公開しておこうと思ったけど、このブログでソースファイルを公開する手段が良く解らん。仕方ないから考え方だけでも説明を試みてみようと思う。
 最初に作ったのは単純で、2個のポートからデューティー比が正弦波に成るようなオンオフ波形を出しているだけ。具体的にはポート1から「オフ・オ・オ・オン・オン・オーン・オーン・オン・オン・オ・オ・オフ」見たいな信号を出してHブリッジの右上と左下の素子を駆動する。次にポート2から同じ波形を出してHブリッジの右下と左上の素子を駆動する事を繰り返すだけ。
 凄くパカッぽいから誰にでも直ぐに出来るけど、完全な出しっぱなしのオープンループなので入力電圧とか負荷の状態に出来上がった波形が大きく左右される。これを改善しようと悪あがきしたのが今回のやり方。

06062  使っているPIC12F629にはコンパレータと基準電圧を作製する機能が有る。そこでその基準電圧を正弦波テーブルから拾って来た数値で順に作っていけば良いと考えた。縦横の分解能が十分に小さければこの波形は綺麗な正弦波に成るから。
 そしてこの基準電圧をコンパレータの片側端子に入れて、もう一方の端子には出力電圧を入れて比較する。出力電圧の方が大きくなったらHブリッジの駆動をオフにすると言う仕組み。これを或る程度以上の細かさで繰り返せばそれっぽい波形になるだろう。
 横軸は60Hzを256分割すると15.36kHz。若者だと聞こえるかもしれんけど私には聞こえない周波数だし、パワーモジュールの動作周波数的にも高すぎも低すぎもしない良い感じ。このタイミングはTIMER0と割り込みで作ったらよい。コンパレータの結果はやることが無いのだから何回もグルグル回って見ておこう。たったこれだけ!?。
 高さ(電圧)的には16段階しか無いので荒くなる。これは今のPICのハード的な制限なので仕方ない。でもプラマイの振幅で見ると32段階なのでまあ許容範囲かも知れん。
 まあ、こんな感じで作ったのが今回の回路とソフト。いずれも全部の部品が秋月電子の通販で手に入るので、暇を持てあましている電子工学の学生さんは遊んでください。

バイク 12km

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2019年6月 5日 (水)

最初にしては上出来

06051 インバータの基礎実験、AC出力がHブリッジの入力電圧に大きく依存してしまう不具合を修正しようと考え、トランスを使って出力波形をフィードバックするやり方を思い付いた。



06052  制御は左上のPIC12F629を使ったバカらしいプログラム。右上の2個はFETのドライバでIRS2108。下が出力を絶縁してPICに戻す為のトランスとダイオード。
 たったこれだけの回路だけど、他の事の合間にやっているから3日くらいかかった。


06053  ヒートシンクに載っているのが入力コンデンサと4個のFET。下が出力フィルタのLとC。数百Vの実験にしては危ないなあ。




06054  Hブリッジの入力電圧が50Vの時。






06055 同じく100Vの時。






06056 150Vの時。理論値の141Vを超えているので綺麗な?正弦波に成っている。





06057 200vまで上げてもピーク値は上昇せずに波形も崩れない。入力コンデンサが200V品なのでここで止めた。最初にしては大成功だと思う。

 PIC12F629にはAD変換が無いし、もし有ってもそれを見てデューティー比を修正したりしていたら能力的に間に合いそうに無い。そこで基準電圧とコンパレータを使って波形を作ることにした。
 この場合の基準電圧は4ビット、すなわち16段階の電圧しか作れないから結果が心配だったけど、それっぽい波形が出てきたしフィルタのチューニングの方が重要な感じ。取りあえずこれで行ってみようと思う。
 この方式が上手く行けば、私がネットやら書籍で調べたどの方式よりも単純な回路とプログラムで済む。あくまでも16段階の「正弦波」を許容できるという前提だけど。

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2019年6月 4日 (火)

Art ってそう言う雰囲気か・・・

06041 借りていたニコラ・テスラの本とホリエモンの本を返してきた。テスラは天才肌の人だと思う。そしてホリエモンの本を最後まで読んだ感想は、やっぱり似ている所が多いなあ。。。と言う感じ。
 企業買収とかその辺りは同じ能力が有ってもやらないだろうなと思うけど、あとがきを読むと私の頭の中に有るような気持ちがダラダラと書いてあって面白かった。

 代わりに借りてきた本がこの2冊。「終わった人」は年齢的に私の廻りで定年退職とかリストラとか再就職とかの話が多くなり、ちょっと読んでみようかなと思った訳。当然ながら私自身は零細企業の社長兼、工員兼、事務員なので定年も何もない。

 犬の方は嫁さんが映画の話をしていたので原作を借りてみた。フィンの里親でマンマ・ミーアの人が新しい映画に出るそうで、その映画の原作がこの本らしい。
 犬の本は悲しい本でも楽しい本でも涙が出るから(笑)苦手なのだけど、これは犬目線で書かれた家族の物語らしいので最後まで読めるかも知れない。
 で、この本の原題は「The Art of Racing in the Rain」と成っていて邦題とは少し違う。原題の方が内容にストレートというか素直に内容を表していて良いような気がする。
 そしてこの場合は「Art」なのか・・・と思うわけ。そう言えば昔読んだグライダーの本に「The Art of Soaring・・・」的なヤツが有った。日本語訳なら「なんちゃらの滑翔技術」とでも成りそうな本。
 こないだ読んだ「ゼロからトースター・・・」の作者は「Royal College of Art」の学生だったはず。そしてルーカスが行っていた学校も「Art」が入っていたはずなのに、彼はLMガイドを貰って帰ってドリドリ君みたいな機械とか雲発生装置とか作っていた。そうそう、長男が行った大学も旧名称で「芸工大」だ。
 多分ここで「Artには技術と言う意味もある」とか言うと語学オタクの次男から怒られる。Artってこういう雰囲気なんだな・・・と感じるべきなんだろう。

バイク 12km

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2019年6月 3日 (月)

懐かしい名前

06031 ミーブトラック充電用の200V単相インバータ、PICからPWM信号を出してそれっぽい出力を得るまでは出来たけど、無負荷と有負荷で電圧が変動しすぎ。もしかしたらこのままでも無負荷260Vで有負荷180Vくらいで使えるかもしれんけど、少しくらいは悪あがきしてみようと思ってフィードバックに挑戦。
 電圧波形を制御基板に入れたい訳だけど、発生した交流はDC400Vから絶縁無しのHブリッジで生成している。と言うことはDC200V辺りを中心に上下に振れていると考えられる。。。
 私がアナログの達人なら超絶計装アンプとか作って入力するかもしれんけど、そう言う技量は無いのでシンプルにトランスで絶縁する事にした。でも普通の電源用トランスで波形の形状まで伝える事が出来るのかかなり疑問。

 取りあえず何か作ってみようと思って部品を探し出した。そしてラベルを見てびっくりというか懐かしい気持ちでいっぱい。トランスの方は松本無線のラベルだし、基板の方はダイイチ(今のデオデオ)のラベルだったから。
 松本無線は銀山町でダイイチは紙屋町の地下1階か2階だったと思う。どっちも今の時代に電子部品屋とか維持するのは難しいと思うけどやっているのかなあ。。。とか思いながら回路と配置を考えた。

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2019年6月 2日 (日)

フィードバックが要るかな?

06021 先日実験したPICを使ったPWM方式の正弦波生成ユニット、こいつと京セラのパワーコンディショナを組み合わせて実用的なパワーでの実験に移行した。
 パワーコンディショナの入力フィルタとコンデンサ、スイッチング用パワー素子、パワー素子用駆動回路、出力フィルタを流用する。


06022 頭脳部分の基板は除去し、代わりに小さなPICが載った基板を装着。フィードバックとか無しで適当なデューティー比のパルスを出しっぱなしにするだけのバカな回路。




06023 無負荷ならこんな感じ。もうちょっと綺麗な波形を期待していたけど駄目だった。でも前回のオンオフが解るような波形じゃ無いのはメーカが作った専用フィルタのおかげだと思う。




06024  負荷として電球とかモータとか色々と付けてみた。コンデンサモータは波形が非対称に成ったり不具合が有るかも?と心配したけど、コイル成分の良い面の方が強いようで波形は綺麗に成った。




 06025 中々綺麗な波形が取れるときもある。この位の波形が出てくればほとんどの機器で問題なく使えると思う。





06026 フィードバックが無いので、出力電圧が安定しない。無負荷では高いし負荷が重いと低くなる、当たり前だ。波形も汚い。メーカ製の真面目なインバータだと、実効値のフィードバックだけじゃなくて、目標とする正弦波に対して細かいフィードバックくらいやっていそうだ。
 アナログ的にやるならOPアンプで差を出して比較する波形を上下にシフトしたら良いのだろうか?。デジタル的にやるなら、AD変換で入力してマイコン内部で比較して出力するデューティー比を弄ったら良いかな。
 私が大企業の社員なら外注にこんな話をして任せれば済むけど、そうじゃ無いから指示する先は自分自身だ(笑)。さて、どうやって前に進めるかねえ。。。

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2019年6月 1日 (土)

クラッチ調整

06011 最近は白骨号のメンテをする時間が取れてなかった。ふとクラッチを切れ気味に調整したらシフトの入りが良くなるかな?と思い始め、プールから帰ってリフトで上げた。リフトで上げるのも夏タイヤに交換して以来かもしれん。
 調整ボルトの隙間を見るとほぼ規定値通り。でも当たり面が少し凹んでいるから現実は隙間が過大である可能性が高い。さらにペダル系のブシュのガタとかも増えて来ると、こうやって測定する隙間以上にクラッチの遊びが過大となる傾向が出る。
06012  と言うことで規定値の1.0mmを0.7mmくらいまで減らしてみた。当たり面の凹みを考慮すると現実的には1.2mm有った隙間を0.9mmまで減らしてセットした感じかもしれん。
 直ぐに試走したらクラッチが繋がる感じが変わった。これは当たり前だ。でもこの手の感触は直ぐに慣れて気が付かなくなる。そして肝心のシフトの入りは大して変わらん。
 まあ、こんなモンだな。変化で言えば前回の添加剤を入れた後の方が変化が解った。基本的に添加剤の有効性とか期待しない人間だったけど、状況に依っては効果というか変化が出る事も有るんだと再認識。

 今日は1日なので新しく貰ってきたちゃしろの薬を与えた。カルドメックはバクバク食べるけど、今回のネクスガードはちょっと舐めて口から出した。失敗したか?、1個にしておけば良かったか?と思って見ていたら、何回か舐めた後でガリガリ食べ始めた。
 自分で食べてないから不確かだけど、カルドメックよりもネクスガードの方が固い感じ。ハッキリとかみ砕きながら食べている。その後も嘔吐とか下痢は無いので短期的にはOKと言う事だろう。フィラリアに関しては効くだろうから、問題は田舎のマジのマダニ問題に対してどの程度の効果が有るかどうかだ。

スイム 1.0km
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