なつよ、魚をとりに来い
何回か書いた記憶があるけど私には育ての母がいる。私のような素晴らしい王子を育てたことが評判となり(笑)、鐘崎の網元に嫁いで今は魚三昧の日々とか。
網元と言えば会社経営者みたいなモン。しかもまき網漁だからそれなりのサイズの船と船団だろう。大きめの中小企業の経営者みたいなモンかな?。
そんな母から「魚を取りに来なさい」と電話がかかってきた。人様の行為は素直に素早く受け取るのがモットーなので、やっていた仕事を止めてミーブで鐘崎まで行ってきた。
家に着いたら社長夫人とはほど遠い格好の婆ちゃんが自転車を押して来る所だった。今さっきまで船の横で仕分け作業をしていたらしい。ベンツに乗って豪遊するような社長夫人なら今頃は潰れて居ただろうなあ・・・と思いながら、今風の発泡スチロール製魚箱を受け取った。中には生きているような鯖と鯵と鯛が入って居る。有りがたく御礼を言い、生みの母の状態を話してから別れた。
直ぐに家に帰って嫁さんと「さあどうしよう」。息子もいないのに我が家で食べるには多量すぎる。しかも生魚なので一刻を争う。嫁さんが数軒に連絡し、すぐに連絡が付いたサラちゃんの家とエイミーの家におすそ分けすることに成った。
我が家の分をさばこうとしたら包丁が錆だらけ。それから30分くらいは出刃包丁と刺身包丁を研いで時間が過ぎた。刃物を研ぐのは気持ちが集中するし心が素直に成るなら嫌いじゃ無い。
バイク 12km
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コメント
鐘埼と聞くと懐かしさで胸がときめきます。幼い頃、広島から汽車に乗り、父親の実家に預けられた思い出があります。床下にはさつまいもが沢山あり、エイの煮付けが美味しかった思い出があります。65年目の話ですが。
投稿: アベヨット | 2019年5月27日 (月) 21時05分
船や漁港など海辺の景色は変わったと思いますが、山側はほとんど変わって居ないんじゃないでしょうか。一度お越し下さい。。。そうそう、ヨットで。
そう言えば県下で2番目というロータリー式の交差点が出来ていました。あのくらいの交通量と地域住民のモラルなら、省エネで実用的だと思います。
投稿: みつやす | 2019年5月27日 (月) 21時47分
当家でも同じですね、包丁を研いで待っていると、魚が近づきません。研がずにいると、思わぬときに魚がくるのですが、包丁が錆びています(o^-^o)。
投稿: ラモ | 2019年5月28日 (火) 18時04分
そうでしょう(笑)、これは包丁版マーフィーの法則なんでしょうか。
投稿: みつやす | 2019年5月28日 (火) 18時45分