改良かな?
平日だとあんまり変化が無いので、前回公開した時から少しだけ変わった太陽電池とリーフバッテリシステムの回路でもアップしておこうと思う。
一番大きな違いは過電流防止回路を追加した事。これは今までも何回もトライしてはショート試験でFETを焼き、なんかやる気が無くなって居た部分。
400Vも有るリチウムイオン電池を2台のパワーコンディショナに接続する。接続の瞬間はパワーコンディショナ内部のコンデンサは空なので、ほぼショート状態に近い電流が流れてしまう。
普通はこの手の事を防止するために、抵抗を入れたプリチャージ回路やらパワーサーミスタやら色々と本職の技術者も苦労している。そして同じように私も苦労している。
私の苦労は少しだけ違うところがある。何が違うかと言うとシステムが不安定というか自由度が高いというか未完成というか、まあカッチリと決まって居ないと言う部分が違う。
もし完全に決まってしまえば、プリチャージの抵抗経由で5秒間だけ通電し、その後でおもむろにメインのスイッチを入れたら良い。でもこの回路図右側のFETがオンになった状態で、パワーコンディショナを入り切りしたりすることが有る。すると過電流が流れてしまってFETが死ぬわけ。
色々と試行錯誤して前回はパワーサーミスタを2個使っていたけど、パワーサーミスタではどうしても電力のロスとか発熱の問題が有る。そこでもう一度定電流回路を入れて見て、さらに保険としてパワーサーミスタを1個だけ入れた。
100Vくらいの電源にショート状態で繋いでみたら、計算値の12Aを大きく超えて50Aくらい流れた。ワニ口クリップが溶けたけどFETは死ななかった。400Vだとどうなるか解らんけど、取りあえず今までで一番高電圧のショートに耐えたのでこれを使って見よう。
それ以外は細かい見直しというか、今まで回路図に入れて無かった様な部品を真面目に追加した感じ。
バイク 12km
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