Oリングは有るけど腐食が有る
ちょうど2年前に作業したメカポン用の燃料ポンプが入ってきた。再修理?と一瞬ビクッとしたけど違っていたので安心して作業できる。
見ての通りに変な格好だしポートが3個も有る。だから他車種とか汎用品で代用が効きにくく、何とか修理出来んか?と言う話になるわけ。 カシメ構造を分解し、清掃とか錆落としをし、必要に応じて研磨とか修正をし、モータ部はモータとして整備をし、フッソ系で変なサイズのOリングを在庫していると直ぐに1万、2万の作業に成ってしまう。
これはカローラのポンプでもサニーのポンプでも一緒だけど、中途半端な年式のカローラのポンプを2万出して修理する人は居ない。でもポルシェとかベンツだと話は別。
このポンプは新品が無いか、有っても10万以上したりする。それでも歴史的に意味のある方式を維持したいと言う人は結構居て、作業の難易度はカローラと変わらなくてもポルシェやベンツだと仕事に成るわけ。 Oリング類は手持ちのサイズが使えたけど、Oリングの当たり面とかに錆が有って少しだけ不安。再修理は嫌だしギブアップも悔しい。しかたないからオイルストーンで面を出しながら軽く研磨した。
軽く回転試験と最低限の吐出試験までやった。でも差し込んだだけのホースが抜けてテーブル上が灯油の嵐になった。
時間も遅くなったしモチベーションが下がったので今日はここまで。明日真面目に試験して、漏れずに数値が出たらそれでOK。でも漏れたらどうしよう。錆の面を酸洗いでもして、表面にシール剤か接着剤でも塗るか。
バイク 12km
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