エネループ死す
多量のリチウム電池なんか拾ってきたので、何となく電池モードというか電池関係の機材が出てきている。
今日は充電待ちの間にリチウム電池の内部抵抗を測定してみた。そしたら赤と緑で内部が違う電池だという事が解ってきた。
赤は80mΩ位だけど緑は140mΩくらいと高め。でも充電時間から想像すると緑の方が容量は有りそうな気配。これは放電試験をしてないから想像でしかないけど。
そう言えばデジカメに使っているニッケル水素が早く無くなるように成ったなあ、と思いだしてカメラの電池を測定してみた。そしたら悪い方は282mΩも内部抵抗が有るではないか。これじゃあピーク電流の高いデジカメで低電圧アラームが出るはずだ。
刻印を見たら05-04と有るので2005年の4月製造だろうか?それとも「4期」かな?。出て直ぐに買ったヤツが有るのでそれがこのセットかも知れない。まあ寿命と判断して次のヤツを買ってこよう。
あの当時、エネループは世間の受けが良くて「サンヨー凄い」みたいな感じだったけど、その直前までサンヨーが出していたニッケル水素が酷すぎただけじゃ無かろうか?と思う。
あの頃まではハンディーGPSとか周辺機器の販売をしていて、その関連商品として充電式の電池や充電器も売っていた。単三の容量で行くと1000mAhの半ばから最後は2700mAh?辺りまで上がっていった時期。
その頃自分でも使いながら売っていて思ったのは、2000mAhを超えた辺りからの自己放電の酷さ。あの頃は東芝も有ったと思うけど、どのメーカも高容量になると自己放電が酷かった。そして業界最大容量を出すことが多かったサンヨーの最後の方の製品なんか、2-3週間も置いておくと3世代前のパナソニックにも負けるくらいの容量しか残って無い有様だった。
だから私の感覚的には行きすぎた容量競争を見直し、使い勝手とのバランスを考慮した製品が出ただけに感じられた。容量競争のトップ?を走っていたサンヨーは弊害も一番感じて居たのか、一発逆転というか一発後退のエネループで成功したんじゃ無かろうか。
バイク 12km
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コメント
タダなら容量なんて どうでも良いべさ!笑
ニッケル水素のボタン電池って 基盤用とか 殆ど見かけんようになったよね。。。
投稿: MASA | 2018年12月18日 (火) 17時32分
只ならコストパフォーマンスは無限大やもんね(笑)。
作業の手間を考えると一番性能の良いヤツから選んで組みたいから、どうしても選別に成ってしまう。女性とか2浪でも、容量が大きくて内部抵抗が低ければ大歓迎。
投稿: みつやす | 2018年12月18日 (火) 19時42分