設計どおりの動作かも
FZR400のイグナイタが一息付いた。一言で言えば正常だった訳だけど、今回は今までやったことが無かったEXUPの検証までやれた事が良かったと思う。依頼者の方、ありがとうございました。
で、進角カーブはこんな感じ。これは進角の増分だけなので、アイドリング時の基本進角量が15度なら最大進角量は44度くらいに成る計算。
測定ポイントが飛び飛びなので滑らかなカーブじゃ無いけど、雰囲気は解るし正常であるという判断も出来る。「1/10くらいのピッチでデータ取り直せ」と言われそうだけど、この測定は結構面倒なので勘弁して欲しい(笑)。
気になるのは5300rpm辺りの窪みだけど、これは測定誤差かと思って再試験したけど同じ様な数値だった。と言うことでこの辺りは少しだけ遅角して有るのかも知れない。
まあ、もし遅角してあっても2度とかその程度の話なので、タイミングライトで照らして見た位では差が解りにくい領域。
こっちはEXUPの開度グラフ。変な形だなあ・・・と思っていたけど、EXUPの発表時にヤマハが公開していた資料のグラフとピッタリと言って良いほど相似形。
これでイグナイタの出力レベルではヤマハの技術者が想定していた動きが再現出来ている事が確認できた。あとは車載のサーボモータとかワイヤAssyとかバタフライバルブの動きがどうなって居るかだ。
3枚目は先日のリチウム電池の続き。今日開けた箱には緑色の電池が入っていた。あれっ?違うのかな?と思ったけど、6000mAhとあり得ない数値が印刷してあるあたり、同じ会社の製品だと思う。
でも今回の箱は品質のばらつきが少ない。14本の中で最高電圧が4.04Vで最低電圧は3.74Vだった。前回の赤い電池は最低で0.25Vとか有ったから偉い違いだ。
たぶん、機械の調子が良かったか、作業者の気分が良かったんだと思う。そして電池の容量も大きいような気がする。4.20Vの定電圧モードに成ってから、10本で100mAに成る時間が赤い電池に比べて明らかに長い。と言うかこの記事を書いている段階で400mA前後なので充電継続中だ。
ラン 5km
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コメント
オッ! 電池違うじゃん!!
MASAおじちゃんに感謝しな!!ガハハ
投稿: MASA | 2018年12月16日 (日) 22時51分
うん、この箱は緑だった。たぶん、同じ製品のラベル違いのような気がする。
投稿: みつやす | 2018年12月16日 (日) 23時13分
内部抵抗のちがう電池を並列や直列で使用するにはどうされるのか興味津々です。
ヨットは手動メインスイッチで1、ボス、2ポジションで切り替えて使いますが船によってはバッテリーを並列にしているのがあります。
投稿: アベヨット | 2018年12月17日 (月) 18時44分
テスラは6000個ものバッテリーをどうやっているか興味が有るのですが、イーロン君は教えてくれないと思うので悩み中です。
今は10個ずつ順にフル充電して行っているので、しばらく放置して自己放電率の近いヤツをピックアップして、ダイレクトに並列接続してしまおうかな?と考え中。
投稿: みつやす | 2018年12月17日 (月) 19時18分