上手く行く日もある
モトロニックでCDIを動かす実験、データ的には出来るはずなので何処がおかしいんだろう?と考えていた。やっぱり高圧系の様な気がする。コイル関係を買い換えるのは面倒だし金もかかる・・・。そうだ、モトロニック用のコイルをそのまま使ってみよう。
何回か書いたけどCDIの美味しい所を使うつもりなら、高圧コイルもCDI専用にすべき。でもポイント式というか磁力でエネルギを貯えるタイプのコイルでも、取りあえず火が飛んでエンジンがかかるくらいは出来る。さらに最近の低抵抗のコイルならCDI様に近いのも有る。
と言うことでコイルとかコード類は今のままで、モトロニックのECUとイグニッションコイルの1次側の間に3ピンCDIを割り込ませてみた。結果は成功で普通に動いた。ハハハ、ヤッタネ。と言うよりも良かった。
走ってみて何の変化もない。比べてみる両方のシステムが正常な場合、こんな感じで何の変化も無いのが正しいはず。卓上のデータで検証しただけよりも、こうやって実際のエンジンが動いて走り回る事は説得力が有る。
こっちはアイドルスタビライザ。怪しいところを修正し、軸廻りに使ってあったベアリングが来たので組み替えたら完成。
スムーズに動くように成ったので、アイドルスタビライザ単体的には正常と言って良い。でもエンジン全体では色々な要因が複雑に絡み合っているので、これで全部が治りますとは言えない。
最初の時に書いたけどこのタイプを修理した話はネット上ではほとんど見かけない。今回は自分でやってみてその理由が解った。これは面倒だ。。。そして色んなジグとかSST的な物を準備しないと行けないし、分解の段階で組立時の事を考えないと壊してお終いに成ってしまう。
これは今後仕事として受けるかどうか悩ましい所だなあ。人がやってない作業をやるのは気分が良いけど、それが商売として成り立たないと色々な事がじり貧に成ってしまう。「良い店は潰れて、ぼったくりの店ばかり残る」とは良く聞く話だけど、同じ話を消費者目線だけで語ればそうなると思う。
まあ、何でもバランスか。。。零細企業の場合は綱渡りとも言うけど(笑)。
ラン 5km
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