フェルトの量が問題だ
休み明けで忙しかった。納品に行ったり、完成品を受け取りに行ったり、新たな作業を依頼に行ったり、そんな事をしていたら1日が終わった。
写真は盆の間に作業だけ終わっていたモータのブシュ交換。ポルシェ930のフロントコンデンサモータだと思われるヤツ。キーキー音がすると言う事だったけど、ヘッド側のブシュが0.3mmほど楕円形に摩耗していた。
これは新しいブシュに交換して今日の午前中に馴染み運転をしたら完了。気になるのは上にあるフェルトのサイズで、前に書いたと思うけど国産のモータに比べたらBOSCHのヤツは1/5とか1/10の量しかない。これは含油量の比率でも有るわけで、更に延長して考えるとモータ軸受の寿命でも有る。
だから作業時にフェルトの量を増やすような改造までしてから納品したいのだけど、自分のモータ1個だけじゃ無く、仕事として継続的に、或る程度の品質を維持しながら、お客さんが納得できる程度の価格を提示し、その価格で利益が確保出来る様な構造と作業を考えるのは難しい。
結局今回もそのままブシュの交換だけして出すことに成ってしまった。これが出来れば「純正品とか社外の新品よりも長寿命が期待できますよ」と言えるのに、うーん。。。ヤフオクででもジャンク品を仕入れて来て、開いた時間にじっくりと考えてみよう。
バイク 12km
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コメント
拙宅ボロ車は、柔らかさや、厚みは満足できるものではありませんが、コンタクト・ブレーカーのヒールの給油用として、”代走”のフェルトで代用してます。フェルトのアップリケは、フェルト用の手芸針を使って、フェルトの繊維同士をからめながら、くっつけるとか、誰が考えたのでしょうか、不思議です。
投稿: ラモ | 2018年8月17日 (金) 17時14分
"代走"にフェルトまで売ってるんですか、こんどチェックに行ってきます。
手芸針の話、興味深いです。紙のホッチキスで針無しが有りますが、手芸からヒントを得たのかも知れませんね。
投稿: みつやす | 2018年8月17日 (金) 18時27分