またぎ歯厚
歯車が作れそうな雰囲気に成ったので、その歯形が正しいのかどうか検証したくなった。
一番簡単なのはまたぎ歯厚じゃなかろうか。ノギスのくちばしの先を削ってしまおうと思ったけど、歯厚マイクロメータのジャンクの方が随分安い事が解ったのでそっちに流れる事に。
写真で解っていたけど錆が有る。測定面は特殊な合金だから大丈夫じゃ無かろうか?と思っていたけど甘かった。
昔の本的に書くと「目を潰したアルカンサス砥石」で丁寧に削ってみた。感覚的に10umも削ってない感じ。でも腐食による凸部は完全に落とした・・・つもり。
27umくらいマイナス側に成った。最初は明らかに錆の凸部が当たった状態で「0」セットされていたので、たぶん今回の作業で27um削れたと考えるのは間違っていると思う。
合わせ目に1/100のテープを入れて色々動かしてみたけど、どの部分でも同じような感触を感じたのでOKとした。たぶん1/100mmくらいの精度は出ていると思う。
まあ、またぎ歯厚自体がブロックゲージを挟んだほどは正しく測れない。自分で切ってみた歯の状態を把握する位なら十分な測定器が手に入ったんじゃ無かろうか。
なんとかしたいのはこっち。箱の上の板が剥がれてしまって中が見えている。説明書も清掃用のウエスまで揃った状態なのに悲しいことだ。
手持ちのベニヤ板は目の荒いヤツしか無かったので、グッデイかナフコに行ってシナベニヤの小さく切ったのでも買ってきて修理しよう。
箱が無いなら無いで別の箱に入れるけど、中古半端に壊れた箱が有ると修理しないと気が済まないので困ったモンだ。
バイク 12km
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