安くてもコレットの勝ち
ドリルチャックでは中心を掴めず、ちょっと保留状態に成っていたドリル研削盤のような物。中国に注文していたER20だったか、コレットチャックのセットが来たので組み込んでみた。
コレットのホルダと1mmから13mmまでのコレットのセット。これだけ全部が3,000円以下で届くんだから恐ろしい。どうせガタガタの精度で国産のドリルチャックの勝ちでしょ・・・と言う声も聞こえて来そうだけど、今回の用途では明らかに安物コレットチャックの勝ち。
中ぐりバイトの長さが足りず、無様にホルダを突き出した感じでしか装着出来なかったけど、それでもドリルチャックに比べたら格段に良い精度でドリルを保持できている。
ドリルチャックでは太めのドリルは斜めにしか保持できずに、左右の刃が非対称にしか研磨できなかった。まあ刃部を保持する物じゃ無いから仕方ない。でもER20コレットだとシャンク部でも刃部でもキチンと保持できる様で、目視では違いが解らない程度に研げている。
刃が対称に研げるように成ったので、次の段階としてシンニングを試してみた。取りあえず手持ちのディスクグラインダで適当に削っては穴開け。
欲張って先端まですくい角を付けたりすると、推力は少なくて済むけどしばらくしたら先端の刃が欠けてしまった。何事もバランスが大事だ。
売っているのはその手の妥協の産物というか、ベストバランスの所を探し出して居るんだろう。
もうちょっと追求して行きたいけど、そろそろ自分の時間は電気工事士の実技試験の練習をしないと不味いし、ドリドリ君の方も受注が溜まって来て作業モードが始まりそう。しばらくは色々な遊びも、仕事でも開発的な考える事は出来ないと思う。
バイク 12km
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コメント
次は シンニングマシーンやで!!
投稿: MASA | 2018年7月 3日 (火) 20時48分
シンニングは面倒なんよね。。。平面二段の研削にしたら、シンニング無しでも円錐研削より切れ味も求心性も良いよ。
それじゃ駄目?。
投稿: みつやす | 2018年7月 3日 (火) 21時01分