意外と精度が出るもんだ
大型のドリドリ君の開発過程でちょっとした部品が必要となり、買おうかな、どっかに作らせようかな、と考えてふと気が付いた。少女Aにテールストック付けたら作れそうだと。
早速テールストックを装備して高さとか芯を合わせた。でもテストバーを付けてダイヤルを走らせたり、両端を軽く削って直径を測定したり、なんか色々面倒で嫌になる。
で、今後の事を思って簡単に脱着と芯合わせが出来ないか検討してみた訳。丁度手元に貰い物のイジェクトピン?らしき物が有り、これの精度が高そうなので先端を尖らせて目視で合わせてみようと。
長いピンを3爪チャックに咥えた。根っこが既に0.03mmくらい振れている。これは仕方ない、3爪チャックはこんなモンだ。
高さ(迎角)と左右の振れをスピンドルからダイヤルを出してX軸を走らせて合わせた。こっちは±0.01mmくらいまで合う。と言うことはイジェクトピンの精度がその程度はあると言う事だ。凄いな。
次にA軸を回転させてピンの先端の振れを見た。根っこで0.03mmくらいの振れが先端だと0.07mmくらいまで増大していた。ピン自体の振れはほとんどなかったので、これはA軸の軸方向と3爪チャックの掴み部分の傾きの総合的な傾きという事に成る。もっとブレブレと思っていたので意外な精度に驚いた。
実際の作業では長物の場合は精度と言うよりも剛性の面で芯を押すので問題は少ないけど、それでも最初から振れているよりは振れて無い方が嬉しい。
後はA軸とテールストックと主軸の芯を簡易的に合わせるために、3軸に尖った物を付けて目視で合わせられる様にした。今回の部品は0.1mmくらいの精度が有れば良いので、この位の芯合わせでも十分に機能する。
それに人間の感覚は比較では感度が鋭くて、「差がある」とか「ずれている」部分に関してはかなりの部分まで検出可能だから意外とバカに出来ない。
バイク 12km
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コメント
誰もコメントしてないので、コメントしようかなと思ったら、笑点の木久蔵師匠のように、答えが分ってないのに手を上げた自分に気付きましたが、既に送信されてしまい、キャンセルできませんでした(o^-^o)
投稿: ラモ | 2018年6月16日 (土) 18時06分
↑ どうせ変な物なので 誰も答えなんか解らんと思いますぜ!汗
未熱処理のイジェクトピンを 造作しようと目論むオッサンやから 仕方ないけどね。。ガハハ
座布団何枚でも 持って行って!!笑
投稿: MASA | 2018年6月16日 (土) 21時01分
ふたりとも、人のコメント欄で遊ばないの!。
長い方のピンは硬かったよ。あと4mmくらいの細いのも硬い。貰い物なので何が何か良く解らん。
で、硬いからツールポストグラインダのような物で先端を削った。ベッドが砥石の粉だらけになって、あまりお勧め出来んかも。
なんかカッコイイ蛇腹でも考えてよ。
投稿: みつやす | 2018年6月16日 (土) 22時28分