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2018年5月31日 (木)

小人さん達が治してくれた?

05311 ずーっと前に持ち込まれていて、「何ヶ月かかっても何年かかっても知らんよ」と言ったままで放置されていた中国製の溶接機。始めて試運転したら手棒溶接が出来るように成っていた!。
 買って直ぐに使おうとしたら「バンッ」と音がして反応が無くなったと言う話だったので、直ぐに電源を入れて調査するのは怖くて、内部を見て怪しい所を手当たり次第に修正していた。でもここだと言う原因までは見つかって無かった。それから忙しくなって放置していたのだけど、少しずつでも前に進めようと思って久しぶりに作業再開。
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 怖々電源を入れたら正常にオン出来た。溶接電流の調節も出来るみたい。取りあえずは手棒モードでバチバチしたら溶接できるし、電流を変えたらそれなりに変化する。あれっ?治った?、もしかして小人さん達が修理してくれたんだろうか(笑)。
 もし治ったとしても誉められた治し方じゃ無いな。手当たり次第に作業して結果として良くなったかも・・・。なんだから。でも目的が「原因調査」じゃなくて「出来るだけ安価に使えるようにすること」ならあながち間違いとまでは言えまい。
 取りあえず明日か明後日か来週か解らんけど、アルゴンを繋いでTIGモードも試験してみよう。圧縮エアを繋いだ限りでは電磁弁も制御できている感じだ。行けるかも。

 中を見て思った。小型のFETかIGBTがずらっと並列接続されて電流値を稼いである。1000V-500A見たいな、それだけで数万円もするような素子を使っている国産機と比べるとオモチャだけど、一つの解決方法で有ることは事実だし、これで圧倒的な低価格が実現出来て居るなら正解とも言える。
 これなら自分でも修理できる。1個1個の部品代が凄く安いし、回路構成や配線が手持ちのパナソニックに比べたらシンプルだ。目で見て何をしているブロックか解る。設計思想が自分に近いのかも知れない。これが実売で4万円か。。。
 電気自動車なんかの世界で同じ事が起こったら、日本製は一気に駆逐されてしまいそう。TIGモードが安定していたらこれを買ってパナは棄ててしまおう。

バイク 12km

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