パリダカのメカの気分で
ジャンクの燃料ポンプが溜まってきたので2個ほど分解してみた。いずれも悪名高いヤマハの30mmタイプで、ネットでは故障すると書かれている黒い樹脂のタイプ。まあ実際にジャンク品として数百円で売られて居たヤツなので故障していてもおかしくない。
分解した1個は来たときからロックして回らなかったヤツ。もう1個はCRCを吹き付けたら回るけど、電流が無負荷でも2Aくらい必要なヤツ。
どちらも明確に擦った後は無かった。アルミ?のケーシングは表面が硬いアルマイト?処理されており、多少擦っても跡は付かない感じなので目視では何とも言えん気もする。
インペラは樹脂製でこちらも擦った感じは無い。でも1個の方はこの樹脂から出たのかな?と思われる黒っぽい「かす」が出てきた。もしかしたら擦れて「かす」が出て、これが隙間に入ってロックしているのかもしれない。
自分なりに怪しいと思うところを磨いてみた。この手の部品は1/100mmの世界なので、机の上で手作業で磨くようなモンじゃ無い。でもヤマハのパリダカチームのメカとして仕事をしていて、砂漠の真ん中でWR400のポンプが固着したらやるしかない。「パワーが多少下がっても、止まってリタイヤするより良いだろ!」と言いながら1000番の紙ヤスリで適当に削った。
焼き付かないようにCRCを注入しながらの空回しでは、2個とも0.6Aくらいで回るように成った。調子に乗ってサクションフィルタを付けて実験用タンクの中に放り込んだ。中には灯油を入れて今度は実負荷での空回し。
レギュレータも何もないポンプ出口からの開放(チェックバルブは有るみたい)では1.0Aから1.1Aの電流で調子良く回る。こちらも2台とも同じような電流なので正常に復活した感がある。クリアランスが増大しているから吐出量は下がって居ると思うけど。
さらにレギュレータと圧力計を付けて、全量をリリーフからブーブー吹かせて運転してみた。写真は無いけど1.7Aから1.8Aでこちらも連続運転が出来た。
いずれもマジェスティ250用と言う話だけど、ヤフオク品なので正しいかどうかは解らん。あと125cc用とか50cc用ならもう少し省電力かもしれん。吐出量も少ないかもしれん。暇が有ったら液温を50℃くらいまであげて回るかどうか試してみたい。
バイク 12km
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コメント
我が家に ロンパリって言われてる奴居るけど、 パリダカもそれっぽいの???笑
投稿: MASA | 2018年5月16日 (水) 16時51分
近い近い、そのくらいの人じゃ無いと参加しようと思わないらしいよ。
投稿: みつやす | 2018年5月16日 (水) 18時54分