FIの方が安直な時代へ
昨日の夜のこと、ガレージで物音がするので見てみると7人の小人さんが私のYBR125に群がって作業をしていた。シートとかタンクまで外して、キャブもワイヤーハーネスまで引き直す様な大仕事中。遅くまで大変そうだったのでそっとして寝た。
そして今日の夜のこと、小人さんの作業は中途半端で全部は終わってなかった。仕方ないのでスクーターの燃料タンクとかZZR250のイグニッションコイルとか引っぱり出して来て接続した。
セルは回るけどエンジンはかからない。小人さんたちは半年くらいかけて98円とか480円の部品を集めて来たらしいけど、色々と細かい仕様の違いに気が付いて居なかったのだろう。
仕方ないので真面目に調べて行ったら、燃料ポンプとセルは回るけど火花が出てない事が解った。さらに調べて行くとメインスイッチの動作が違っていて、FIモデルは黒/白線をGNDに「落としたら動作」と言う事が解った。CDIと逆だ、そこでインチキ改造をしたら呆気なくエンジン始動。
流石にFIだけの事はある。かかった瞬間からアイドリングが安定しているし、YBR125の唯一の弱点である暖気が終わるまで常用域が薄すぎる事も無い。全てECU様が把握して制御して居るんだから当たり前と言えば当たり前。
でも全ての部品はヤフオクの怪しい商品ばかりだし、海外の資料とか見ても年代とかモデルでセンサの仕様が違っていたりと困った話は満載。実用的に纏まるまではゼロから自作と同じくらい時間が掛かるかもしれん。
一番の問題はタンクと燃料ポンプの構成。純正のYBR125はタンク下から上向きにポンプAssyを付けているけど、素人工作では漏れて怖そう。タンクごと付けようにもフレームから違うという話が有るから買うのも怖い。と言うことで今のタンクの外にポンプAssyを入れたサブタンクを設置する方向で行こうかな?と考え中。
まあ最悪はスクーターのタンクを括りつけてでも動くと思う。この辺りがFIのいい加減さと言うか理屈に合ってさえ居れば何とでも成るという懐の深さでもあると思う。
今回のFI化にあたって、一番の目標は技術的な興味と暖機までのかったるさの改善だけど、次に感じているのは今後5年10年での部品の入手性や作業とか改造の自由度。これは明らかにFIの方が上に成ってくると思う。
出始めの頃はFIは高価で特別な物だったけど、最近はその辺を走っているスクーターもFIだったりする。既にヤフオクでジャンクのポンプやインジェクターが数百円で手に入る。中国通販なら新品が同じような値段で買える。まあそんな事を思いながら、久しぶりにガソリン臭い手を眺めた。
最後は消費電流。スモール系が点灯した状態なのでFIだけの消費電流じゃ無いけど、まあ3A弱くらいと見ていたら良いのかもしれない。12Vで36Wだから原付のヘッドライト常時点灯分か・・・まあ悪くない値だと思う。
バイク 12km
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コメント
もう何がしたいのか さ~~っぱり
解らん!!(マジで)
また 変な事始めた。。汗
投稿: MASA | 2018年5月 3日 (木) 14時51分
小人さん達が勝手にやっているから私は良く解らんのよ。
投稿: みつやす | 2018年5月 3日 (木) 17時41分