ちゃしろは猫また以下
ちゃしろの散歩から帰って来て家のドアを開けようとしたとき、中に婆さんが居てメチャ驚いた。既に着替えてバッグを持っている。「デイケアの車が来ちょうき出らないかん」と言う。
デイの当日はこんな時間に起きた事は無い。何回も起こしに行ってやっとギリギリに準備ができる。でも違う日にはこんな事が出来る。痴呆老人と付き合っている人が良く言う「わざとやっているとしか思えん」と言う言葉が少し解ってきた(笑)。
もう今日はスイミングは止めと思ったけど、そう言う考えは不健全な気もしてきた。判断力の無い生き物が死ぬのは自然の節理、もし警察沙汰に成っても介護認定とかで有利に働くだろう・・・とか思ってプールに行った。人として駄目と言う人が居ると思うけど、もういいや。
今日の種目は平泳ぎ。これは予想していたので金藤と同じjakedのスイムキャップを持ってきた。でもその効果は無く下手なままで終わった。
どうでもいいやと思って家を出たけど、やっぱり気になるので自主トレは無しで直ぐに家に帰った。途中の道でパトカーに会わなかったし近所の人が捜索活動はしてなかった。婆さんはこたつにじっとしていて生きていた。
ホッとしたのと振り回されて来たのが嫌になり・・・まあ誰でも嫌だ・・・庭の横の土地をユンボで整地する事にした。ここにはミカンの木が植えて有って、或る程度整地して居たのだけどミカンが邪魔に成って中途半端になっていた場所。
爺さんと婆さんが植えた木をだいぶ切ったけど、これくらいは残してやろうかと思って残して居た木。でも気を使うのがバカらしく成ってきて切り倒して整地する事にした。
そしたら途中でユンボがオーバーヒート気味に成って変な感じ。あまりオーバーヒートしちゃ駄目だよと、ユンボの神様が教えているのかもしれない。
夜は部落の総会。大きな集落の総会はサボったけど、今日のヤツは小組合と言って小さなグループの総会。こちらは日々顔を合わせる人達なので行くことにした。まあ田舎は色々な理由を付けて飲み事をやりたがる訳よ。
酒を飲んで連歌などを楽しみ、夜道を帰っていたときのこと。家の坂を登っていくと庭の奥から「ワン、ワン」と野太い声がした。
私がランティスの影に隠れてジワジワ近寄ると更にワンワン吠える。嫁さんが気付いて懐中電灯を持って出てきた。嫁さんと一緒に私もランティスの影から飛び出したらやっと解った。すると今度ははしゃいで飛びついて来て首の辺りに噛み付こうとした。
最低の犬だ。兼好法師の書いた「猫また」ですら主人を暗闇で見分けたと言うのに、我が家のちゃしろは主人を見分ける事が出来ずに吠え続けた。ああ情け無い犬よ。
スイム 0.6km
| 固定リンク
コメント
ちゃしろの微妙な顔にひと笑い、ユンボのオーバーヒートになぜか大爆笑。
投稿: 楽々園の秀 | 2018年4月 8日 (日) 12時11分
ユンボのオーバーヒートは笑い事じゃ無いので、ただいま対応中です。サーモスタットじゃ無い事までは判明。ポンプの能力かラジエターの詰まりか。。。
投稿: みつやす | 2018年4月 8日 (日) 12時48分
ちゃしろ いい顔してるぜ(^^)
投稿: シンシア | 2018年4月 8日 (日) 13時35分
このときは眠かっただけだよ!。いつもはもっとキリッとした顔だから。
by ちゃしろ
投稿: みつやす | 2018年4月 8日 (日) 16時53分