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2018年4月 5日 (木)

カフェオレごはん

04051 昼飯の後で婆さんが台所から何時まで経っても帰ってこない。自分の皿を洗っているにしてはあまりにも長すぎる。しかもゴチャゴチャ・カチャカチャ何かをしている音がするのも不気味。
 最近は何時もこうだ。家が焼けるような大ごとは起こってないけど、こんな感じの何処かでゴソゴソ何かをやっているんじゃ無いか?的に何時も気になってしまい、チラチラ見に行ったり独りにするのが不安だったりの毎日。

 で、今日もあまりに時間が長すぎるので見に行ったら頭が真っ白になってしまい、おもわず「女性は台所から出て行ってください!」とアナウンスしそうになった(笑)。
 米びつというか15kgほど米が入るプラスチック容器を使っているのだけど、その蓋が床に置かれてその上に米が1升くらい置いてある。ちょうど阿蘇の米塚みたいな感じ。そして調理台に向かって婆さんが一生懸命作業していて、後から見るとインスタントカフェオレの袋を鋏で切って空けていた。
 聞けば米に混ぜるらしい。。。そんな事はしなくて良いと今日は優しく繰り返したのだけど「いっつもしよろうが!」とか「あんたが来たき、ちゃーんとしようとが出来んごとなった!!」とか話に成らん。ちなみに我が家は何時もカフェオレごはんとか食べてないし(笑)。
 少し慣れたので最後まで優しく繰り返して止めさせた。婆さんは不満そうにプリプリ怒って向こうに行った。ああ、不幸せな最期だなあ・・・と悲しくなるけど、このままじゃ困るのでカフェオレの袋を閉めて、2合だけ米を研いで炊飯器にセットした。

 気が付いたらご飯にウンコ載せて食べたりしていた・・・よりもマシだな、とか思ってみた。そしてこんな単体の異常よりも、日常で延々と続く何をするか、何をしているか解らない不安感や圧迫感の方がキツイと思った。
 夕方のちゃしろの散歩で、朝のスクールバスを待っている時に「ちゃしろー!」と呼んでくれる女の子に会った。今日も「ちゃしろー!」と手を振りながら走ってくる。伊豆の踊子で裸で手を振る女の子はこの位の歳の設定だな。
 しばらく話していると気分が明るくなった。やっぱり若さは良い。ロリコンじゃ無いけど若さは生き物としての勢いが感じられるのが素晴らしい。彼女と別れた後、ちゃしろと小走りで走っていて思い付いた。昔の大家族って廻りに色々な人が居た事に。痴呆の爺婆も居たけど生意気な若嫁さんも居たしアホな孫も居た。バラエティー豊かで結構バランスがとれて居たんじゃ無かろうか。

バイク 12km

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コメント

可愛い踊子は、ちゃんと服を着て波止を走っていましたが、それは映画での脚色だったのでしょうか、今一度文庫本を読み返す機会があればと思う次第ですね(o^-^o)

投稿: ラモ | 2018年4月 6日 (金) 17時32分

 ラモさんの記憶にある踊り子は、最後の方のお別れの場面だと思います。カオールが出てくるあたり。

 私の記憶は温泉宿の翌朝、川岸?で手ぬぐいもない素っ裸で手を振る所です。昨晩は母親に売春とかさせられてんのかな・・・とモヤモヤ過ごした主人公が、なんだ子供だったんだと胸のつかえが取れるくだり。

投稿: みつやす | 2018年4月 6日 (金) 18時42分

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