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2018年2月 2日 (金)

外れない抵当権

02021 みずほ銀行の処理が終わり、やっと抵当権の解除が出来た。登記の変更と西銀の抵当権に関しては以前に終わっていたのだけど、みずほの方がチンタラチンタラしているみたいで今までかかってしまったみたい。
 司法書士としても手離れの良い仕事をしたいはずだし、西銀の方だけやってみずほを放置する理由も無い。行くたびにみずほの対応が遅かったり放置されて居る事への愚痴を言っていたから本当なんだろう。
 これで目出度く全てが終わったと思いたいけど、一つだけ問題が残ってしまった。それは抵当権の一つがどうしても外れなかったから。
 古い抵当権で利子を入れても金額とかゴミみたいなヤツだし、今まで取り立てが無いから実害は無いのだけど、いつかその土地をアラブの富豪が100億で買いたいと言ってきた時に面倒。だから出来るだけクリヤにして置きたかったのに残念だ。

 理由は相手の住所は書いてあるけど名前が書いて無かったから。相手が見つからなかったり居ない場合のやり方はいくつかあるらしいけど、住所が存在して郵便が届くけど名前が解らないと言う中途半端な状態だと難しいらしい。依頼した司法書士からは申し訳無いけど自分では出来ないと言われてしまった。
 相手の名前が解れば良いのだから、データ化する前の手書きなら残って居るんじゃ無いか?と思った。でもそのくらいの事は司法書士も既に試みていて、古い手書きの謄本も入手済み。そしてそれにも住所だけで名前が無かった。。。
 最初の抵当権を設定したときに、法務局の担当者が書き漏らして上司も見逃したとしか考えられん。でも司法書士も「あいつら絶対にミスを認めんからなあ」と悔しそうに言っていたから、私が直方法務局に「お願い」しても解決しそうに無い。
 「お願い」で解決しない場合、大人の世界では「裁判」や「お金」や「色気」や「脅し」や「暴力」などが有効とされている(笑)。裁判は明治の抵当権に対してお金がかかりすぎるので、この場合に選択すべきは言葉や立場を使った軽い「脅し」だろうか。
 もう一度問い合わせに行き、相手に解るように録音しながら「最初に所属と氏名をお願いします」とかやると、もしかしたらそれだけで話が進むかもしれん。それでダメならそのデータを元に法務省に相談したら有効かな。
 まあ金額が金額だしアラブの富豪が買いに来る可能性も低いので、しばらくはこのままで時間が出来たら動いてみようと思う。

バイク 15km

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