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2018年2月 5日 (月)

左上 5番と6番

 ちゃしろの散歩を少しだけ速めに切り上げて、大急ぎで歯医者に行ってきた。今日は3ヶ月に1回の検診の日だけど、前回の検診時にレントゲンを撮ったら虫歯が見つかり、今日が忙しいなら3ヶ月後でも良いでしょう、と成ってその治療も有ったから。
 先生の見立てはほぼ合っていたようで、2週間くらい前から甘い物が染み出して、さらに温度差の或る物が染み出した。ああ、3ヶ月前にやっておけば良かったな・・・と思いながら2週間を過ごしていたわけ。人生その物だ(笑)。

 椅子に座ってうがいをすると「○○先生、麻酔をお願いします」の声が。えっ、違う先生が担当するのかな?と思って見ると見覚えのない女医さんが電動の麻酔銃?を弄っている。犬は見た瞬間に相手のポジションを見分けて上下付けするらしいけど、私も2-3秒ほど見ていつもの先生よりも不慣れそうで下に位置付けた。
 「左上の5番と6番」と看護士か歯科衛生士から言われて麻酔を打つ。先日の福岡市の事件を受けて「死なない程度にしてくださいね」と言おうと思ったけど思いとどまった。何となくその言葉で緊張させてしまいそうな雰囲気を感じたから。
 麻酔が聞いてきたらいつもの先生が来て削り始めた、○○先生は見習いかな。ああ古いインレーを削り取ってる。引っ張って見るけどまだ取れない。もうちょっと削って・・・ああ取れた。あれっ横も痛んでるな。カメラ持ってきて。隣の横も一緒にやろう。ゴリゴリゴリゴリ。よしっ大まかに削れた。。。ここまでは歯医者の患者のプロである(笑)私が音と感触で想像した作業。
 次にビットを交換して穴の奥を少し削り、なんか樹脂か何かで埋めた。キツイ臭いがしないし塗った後で少し間があるから紫外線硬化とかそんな感じのヤツが有るんだろうか。硬化した後は更に仕上げの削りを入れて凹面は完成。
 あとはうがいして待っていると○○先生が来てシリコーンで型を取った。患部と相手側と噛み合わせ。まあ想定通りだ。出来た型を先生に見せに行って居るからやっぱり見習いかな。
 最後凹部に仮の樹脂を埋めて完了。この樹脂はいかにも触媒とか硬化剤とかポリパテとかの系統の臭いがしたのでその手の2液を混ぜて硬化させるタイプなんだろう。塗り方がぎこちなくて仕上がりもイマイチだ。たぶん私の方が上手に濡れる。毎日ポリパテを触っている鈑金塗装屋ならほぼ完璧に塗れると思う。

 と言うことで今日の治療は終わった。今週末に終わると思っていたらインレーが2個有るから出来上がりは13日らしい。「バレンタインに間に合って良かったですよ」とオッサンらしい事を言いながらお金を払ってお終い。
 いつもの様にモチベーションが最低で何もやる気が起きん。歯の治療の後はいつもこんな感じ。鎖骨を骨折したよりも奥歯に穴を開けられた方が精神的なダメージはデカイ。不思議だけと私の心がそう反応する。
 帰り道で考えたけど、筋肉とか骨は再生する。不格好だったりするけど取りあえず「治る」。でも歯は治らない。「削りましょう」「抜きましょう」は小さくは有るけど死亡宣告だ。この違いかもしれんな。小さな穴でも骨折以上のダメージが有るのは。

バイク 15km

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