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2018年1月 6日 (土)

育ての母を捜そう

01061 午前中はスイミング。年末最後の回をインフルエンザで休んでいるし正月も間に入った。完全に身体が休憩モードに成っていて、お婆ちゃん達相手でもキツかった。
 前半はクロールのドリルで後半はバタフライ。「グー」でやるクロールが出来なかったので、終わった後でしばらく自主トレでグーのクロールを練習した。

01062  午後からは育ての母を捜す旅に出た。私の両親は当時の田舎にしては珍しくフルタイムの共働きで、私の子守の為に鐘崎から女の子が来て住み込みで働いて居たらしい。その女の子を捜そうというのが今日の話。
 「女の子」と書いたけど私が零歳時に15歳としても今は74歳。20歳なら79歳の立派なお婆ちゃん。だからワクワク感は無いけど自分のルーツを明らかにしていく様な不思議な気持ちと供に旅に出た。

01063  正確な住所や電話番号は知らないけれど、今までに2回くらい会ったことが有るし、鐘崎という地域や旧姓と結婚後の姓までは解って居る。行って誰かに聞けば直ぐ解るレベルの話・・・と思っていたら少しだけ苦労した。
 苦労の中身は婆さんが覚えていた結婚後の姓が違っていて、誰に聞いても話が通じない。もうダメかな?と思いながら製氷所の事務所に居る爺さんに聞いたら「苗字が違うとやないね」と言う話になり、それからトントン拍子に家まで突き止めて「女の子」に会えた。彼女にとって私は何時まで経っても幼いツネタカちゃんで凄く喜んでくれた。
 今回の話は年末に婆さんが鐘崎で有った漁船の事故のニュースを見て、記憶に有る苗字と一緒だったのでもしかして「女の子」が嫁いだ先の事故じゃ無いか?と言い出したのが発端。でも結果的に苗字が違っていたので事故に関しては笑い話で済んで良かった。
 苗字以外は婆さんの記憶通りで、まき網漁をやっている網元の家だった。立派な家の横に有る倉庫から鰤を出してきて、その辺に有る発泡スチロールの箱に放り込み、家の横に有る大きな工具箱みたいな箱から氷を入れて持たせてくれた。
 漁船に乗せてやるから10月のみあれ際に来なさいと言われた。あのTVで見る船団の中に入れると思うとワクワクするけど、たぶん船酔いでメチャ迷惑かけると思うから止めた方が良さそう。

 昨日から嫁さんも実家に帰ったので家には私と婆さんしか居ない。婆さんは青魚は食べない。鰤は1/4だけど相当大きなサイズだったので、帰ってから近所の人におすそ分けして残りを刺身にした。
 刺身包丁を出して来たら錆が浮いていて全然切れない。良くこの包丁で正月の鰤を切ったモンだ。別の意味で嫁さんの技術に感心した。流石に私にはそんな技術は無いので、砥石を出してきて適当に10分くらい研いでから刺身を切った。
 蛋白質補給の為に全部喰おうと思ったけど無理だった。残りを電子レンジで加熱してからちゃしろにやったらバクバク食べた。アイツは魚も肉も生だと食べない。野性的なのかそうじゃ無いのか、良く解らん犬だ。

スイム 1.2km

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