猛スピードで母はサイドカーに犬を載せた
長嶋有の3冊、丁度読み終えたので期限の今日に図書館に返しに行った。代わりに借りてきたのは同じく長嶋有の2冊。右の「もう・・・」はついでだけど左の「猛スピードで母は」の方がはっきりと借りたかったヤツ。
以前に「サイドカーに犬」が宮若図書館に無かったので読めなかったと書いたけど、前回借りた3冊を読みながら長嶋有のサイトとか見ていてやっと解った。「サイドカーに犬」と言う本は無くて、「猛スピードで母は」の中に入って居るんだと。ハハハ。
最初は解らなかった。本人のページに載っている一覧表にも「サイドカーに犬」が無いわけで、どうしてだろう?、映画化されたから出版が停止に成ったのかな?、古いから絶版で古書も流通して無いのかな?、いやいやそんなことは無いだろう、とか思いながら色々読んで行ったわけ。
ふーん、長嶋有ってブルボン小林と同一人物なのか。ブルボン小林とか随分ふざけた名前だ、芥川賞作家のくせして。でもそれを言うなら遠藤周作とかも同じようなモンか。額に「原罪」とか書いてありそうな顔をして居ながら、方や狐狸庵先生とか名乗って適当な事を書き続けた。
北杜夫がメロンとマロンで・・・とか曾野綾子と三浦朱門が・・・とか。と言うことは長嶋有も金原ひとみと綿矢りさで食事に行ったけど、二人から蟹を進められて困ったとか書きたいのかな?。そしてゴールドブレンドのCMに出て「ブルボン小林 長嶋有 違いの解る男の・・・ダバダー」とかにも憧れている?。
どうでも良い妄想をしながら開架ゾーンを探したけど見つからなかった。そこで司書に聞いたら書庫に有ると言って取りに行ってくれた。あまり人気が無いのかな。
数分間待っていると美人のオネエサンじゃ無くて真面目そうな青年が、ユーミンのレコードジャケットみたいなカバーの本を持ってきてくれた。ありがとう、今日から読むよ。
バイク 12km
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