引き上げ
爺さんが死んでから関連の物を少しずつ片付けているのだけど、下の畑に置いたままに成っていた耕耘機にやっと手を付けた。昔有ったヤンマーとかのタイプじゃなくて、管理機と呼ばれる割りと最近のモデル。
これがミニ温室みたいな小屋の中に置いてあった。回りには除草剤とか噴霧器とか鍬とか色々。そしてそれらを草が覆って何かの遺跡状態だった。
年寄りはエンジン物が調子が悪いと直ぐに「キャブが悪い」と言ってキャブをバラバラにする。でも細かいジェットとか通路は手つかずなので何も変わらない。
うちの爺さんも同じような感じで、最後の方はキャブ回りの分解ばかりやっていた気がする。それでも手におえずに最後の1-2年は全く動いて無いと思う。
ダメだろうなと思って色々やり始めたら、初っぱなからスタータのロープが空回り。ヤレヤレだ。
何とかエンジンが始動しても直ぐに煙を噴いて止まる。見ていくとエンジンオイルの注入口(ドレーンじゃ無いよ)から重油みたいな液体がピューッと出てきた。ハハハ。
キャブのオーバーフローがクランクに入った可能性が高いけど、もしかしたら爺さんが混合油をオイル注入口に入れたかもしれん。死ぬ5年くらい前でも既に混合して有る市販の混合油をさらに25:1に薄めたりしていたし。
圧巻はタイヤがホイールに針金で括りつけて有った事。そう言えば針金とか釘で処置するのが好きだった。流石だなあ(笑)。
廃品回収業者に持って行かせようと思っていたけど、元が30万くらいするモデルであまり使ってない。軽く修理したら数万円で売れそうな雰囲気なので修理して処分する事にした。苦労して作業場の横まで引き上げたので、これからは空いた時間に少しずつ作業できる。
あとは温室と中の機材だ。。。
| 固定リンク
コメント