力率が凄いことに成っている
夕方に郵便局がグチャグチャに潰れた中国からの包みを持ってきた。中を開けると充電用のプラグが1個コロンと入っているだけ。まあ壊れて無いからこれで十分と言う事かな。確かに今の日本人は細かいことに拘り過ぎかもしれん。
早速配線を繋ごうとして少し悩む。壊さないように恐る恐る分解して構造を把握し、接続は半田付で良いのかな?と少し不安に思いながら2.5sqの電線を半田付けした。
純正のケーブルは2.5sqが3本に0.75sqが1本の変則的なヤツ。でもそんなケーブル買えるわけが無いので、2.5sqが4本のヤツを準備した。でも信号用の穴に2.5sqが入らなかったので0.75sqを繋ぎ直して挿入した。
割りとちゃんとしている気がする。そりゃあ1個が7,000円もするコネクタなんだからちゃんとしていて欲しい。いくら怪しい中国通販と言っても。
差し込みは純正よりも少し固い気がした。気休めでシリコーンスプレーを薄く吹いたけど大差ない。接点の圧力を思うとユルユルで不安に成るよりも良いか。
このプラグ以外は単体試験済みなので、少しだけ不安は有ったけど最悪でも火花が散るだけと思って通電したら普通に充電開始した。
今日は電池容量が丁度半分くらいから充電をスタートすることに成った。車側の音とか挙動は純正ケーブルと一緒。ボックスに付けた表示を見ていると、電流は一瞬では無くて数秒かけてその時の最大値まで上がっていった。
VRを15A、20Aと回して見たけど、電流値は13A台で変化しない。この電流値は車体側で決めているという事か。反対に小さい方はVRにリアルタイムで反応して10A、8Aと下がっていく。
ミニキャブトラックの場合、普通充電は15A程度が上限に成っているのだろうか?。それとも電池が空に近い状態なら20Aとか流れるんだろうか?。この辺りは今後の楽しみ。
天気が悪かったのとちゃしろの散歩が迫って来たこともあり、1450Wh程度まで充電した所で止めにした。車体側の円グラフは2目盛り上昇している。全部が10.5kWhの電池だからイメージ的には合っている。
電卓を持ってきて力率を計算してみた。停止直前の画面で行くと194x14.46=2805VAと成る。それに対して電力は2791Wと表示されている。すると力率は2791/2805=99.5%!!と成る。メチャ凄いぞこれって。やっぱり充電器の入力部に力率改善回路が入って居るんだ。
ホントかな?と思って調べてみると、「効率91パーセント、力率99%以上を達成」と書かれた資料とかが出てくる。凄いわ、今はそんな時代なんだ。はあ。
ちゃしろの散歩から帰って100Vで試してみたけど、こちらはリレーがカチカチ言って正常に動作しなかった。どこかおかしな所があるみたい。時間がないので今日はここまで。
この位遊んで1.5kWh程度しか電気は使ってない。1kWhを25円で計算しても38円弱の出費と言うこと。EVは経済的な遊びだなあ(笑)。
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コメント
力率ですか?
どちらにしても凄い値ですね。
riki
投稿: riki | 2017年10月11日 (水) 22時33分
はい、riki率です(笑)。PFC回路とかで調べていくと頭の良い人が居るモンだと感心します。
しばらく200Vで遊ぼうと思っていましたが、100Vの方が重大なトラブルだと困るのでそっちを先に解決せねば。。。
投稿: みつやす | 2017年10月11日 (水) 22時53分