細かいノウハウの積み重ね
午前中はスイミング。先生の都合でレッスンは休みだったけど自主トレで行ってきた。久しぶりに自分の練習として1時間半くらい泳いだ。ちょっとやる気が出てきた。
数年前に全く泳げない状態で入会してきたオバチャン。先週のレッスンでは25mを60秒サークル8本に付いてきた。そしてその人が今日も自主トレで来ていた。やるなあ。
昨日は時間切れで中途半端に成っていたヒーターブロア用モータの巻き直し。帰ってから集中してやってみた。遊んでばかりと言われそうだけど、これが出来るように成ると仕事の幅が広がる。
解りにくい例えをしてみると、溝や小川を見る度に飛び越えて遊ぶ子供と、何もしない子供。その二人が走り幅跳びの試験に挑戦するとき、何もしてこなかった子供がどれだけ真剣に取り組んでも勝ち目は無い。
心の中でそんな言い訳をしながら試行錯誤。モータの巻き直しの手順書とか持たないし簡単には手に入らない。しかも製作時のやり方と修理のやり方は材料や工法に違いが出ることも多い。と言うことで色々な方法を試しながら巻いては解しを繰り返した。
最終的にはオリジナルと同様に、通称「ファイバー」と呼ばれるシート使ったやり方が良いんじゃ無かろうか、と言う結論。取りあえずは自分のモータだからしばらく実際に使って見れば解る。
取りあえず巻き方を間違えずに、シャフトとの絶縁も良好な状態で巻き上がった。仮組して試験したら回転数とか電流値も良い感じ。これでしばらく実使用の試験をしようと思い、コンミュテータのカシメ部を半田付けし、ワニスを含浸して乾燥硬化させた。
組み立てて改めて電流とかのデータを取り、ファンAssyにしてから車体に取り付けた。以前も感じていたけど「ジーッ」と言う音が大きい。
これはボールベアリング化してからだ。丁度よいブシュが有ったらブシュ方式に戻してみたいけど、ブシュの入手もハウジングの再生も面倒なのでしばらくはこのまま行こう。
取りあえず最低限の巻き替え作業はできた。次の問題はバランス取りだ。実際のロータは動バランスが取ってあり、一部を削り取ったり反対にエポキシパテみたいなヤツが追加して有ったりする。
まあ一気に動バランスは難しいと思うから、最初はナイフエッジでも用意して静バランスでも取ってみようと思う。いやいや、こんなに軸方向に長いものを静バランスで済ます事は無理がある。
うーん。左右の軸受の下にロードセルを置き、出力をオシロで見たら何か解るかも?。
スイム 2.0km
| 固定リンク
コメント
東西南北の90度4分割?・・・だいたい12分割くらいでしょうから。30度(ディグリー)。
シャフトを両端支持にしておいて、むかしのラジコンエンジンの車のスターター見たく、昔の電気アンマ器みたいな先端の平坦な部分を、モーターのシャフトに接触させる様に当てて回っしてとー。 ってなカンジでしょうか?。
イマは、その回転してる部分のシャフトの部分にレーザーか何んかを照射して、変位量を見てるんじゃないですかネ〜。あとはその変位量から、重さを計算しないといけませんが。オメガ ティーなので、一定速度で回転させるとかの仕掛けが必要かも。
今回は、センサーにロードセルという事なので、その変化も同時に記録できるものだと推測致します。
投稿: そクラテす | 2017年9月10日 (日) 02時32分
今はまだ、どういう方式にすべきなのかすら解らない状態です。良い方式が有っても自分の手におえなければ実現は出来ないので、この段階が一番悩ましいですね。
投稿: みつやす | 2017年9月10日 (日) 07時51分
手編みの毛糸のような、しなやかなエナメル線の巻き直し画像は、美しいと思いました。
投稿: ラモ | 2017年9月10日 (日) 17時58分
いつもの事ですが近くで見ちゃダメです。今回は径が1mmでしたが、この位に成るとしなやかに曲がってくれず、取り回しが意外と難しかったです。
投稿: みつやす | 2017年9月10日 (日) 18時48分
マルチコプターのモーターのバランスとりはスマホの振動アプリを使い、モーターにインシュロックを巻いてスマホの画面を見ながら位置をズラして振動のないところ探します。まあ、アウトランナーだからできるのですが。
投稿: あべよっと | 2017年9月10日 (日) 20時44分
すごいなあ、世の中はそんなに進んで居るんですね(笑)。いや、マジでスマホを手に入れようかなと思ってしまいますよ。
秋月で20kgまでの安価なロードセルを見つけました。これを2個買って上に軸受を置いて、出力をオシロに繋いでしばらく遊んでみます。
投稿: みつやす | 2017年9月10日 (日) 20時57分
>20kg
デカイ。デカすぎる。
バランスの重りは最大でも2-3gくらい?。実際は1グラムオーダー(以下)でしょうからー。
投稿: そクラテす | 2017年9月10日 (日) 22時49分
ヤスリで削るレベルかも。
投稿: そクラテす | 2017年9月10日 (日) 22時51分
反応するサイズのタイヤでも載せれば最初の実験には十分使えるでしょう。それで機械と電気の感触を掴めば、実用出来るバランサが出来るかも??っちゅう感じです。
投稿: みつやす | 2017年9月11日 (月) 07時43分