ツイーターは要らない
朝一に車体側のコネクタを交換して新しい中古のスピーカに交換した。オリジナルは両方とも250型の端子だったけど、新しいスピーカはプラスが187型でマイナスが110型とめんどくさい。
上からメッシュのカバーを付けたら内部に2ウェイのギトギトしたヤツが入っているとは解らない。私は厳密なオリジナル主義者では無くて軽いオリジナル主義なので、この程度なら何ら問題ない。
昨日の夜のことだけど、2種類のスピーカを任意波形発振器に繋いで試験してみたら面白かった。二つのスピーカの違いと年寄りの耳の劣化に関して。
まず古いスピーカは時々音が途切れて居たけどこれはどうも端子の接触不良だったようだ。スピーカ単体では途切れる事は無い。周波数的には1kHz辺りでは両者の音は同じだけど、3kHz辺りでは古い方が大きい。それより上は急速に音が小さくなり、9kHz辺りでは明確に新しい方が大きな音が鳴る。それ以上は私の耳が聞こえなくなって、新しいスピーカでも13kHz辺りが限界でそれ以上は聞こえない。
まあ出力インピーダンスが50Ωの発振器をダイレクトに4Ωのスピーカに繋いで居るので、そもそも3kHzと13kHzで同じ強さでコーン紙が動いて居るのかすら定かでは無い。でも今回の目的は新しい中古のスピーカから音が出るかどうか、2ウェイのネットワーク?はコンデンサ1個だけだけど、これがチャンと働いてツイータからも音が出るかどうか、そして古いヤツは何が悪かったのか・・・。辺りなのでアンプを繋いだりはしなかった。
まあ完璧な周波数特性のアンプを持ってきた所で、私の耳は13kHz以上は聞こえなかったと思うし、例え聞こえても小さな音で3kHz辺りとは大きな差が有ったはず。そう考えると年寄り向けのスピーカは適当なフルレンジが1個だけあれば良さそうな気がする。どうせ聞こえんのだから(笑)。
交換してからテープを再生して見たらはっきり違っていた。単体ではっきり差が有るのだから当たり前か、まあ効果が有って良かった。そして今度は前の右が籠もった変な音なのが気になりはじめた。これは最初からで、破れたコーン紙にコピー用紙を貼り付けて修理したり滅茶苦茶なので仕方ない。
前に関しては普通の16cmが入るみたいなので選択肢は沢山ある。既に適当に一番安いヤツを注文しているので今週中には来るだろう。
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