南風
午前中に仕事の納品に行った。油圧ラッシュアジャスタ対策としてアルファのエンジンオイルを全合成の0W-30に交換したので、新しいオイルを固着した隙間に行き渡らそうと思ってアルファで。
エンジンかけてしばらくしたら音が小さくなった。しばらく軽い空ぶかしをしていたら更に小さくなった気がする。そして数km走ったら明らかに小さい。一番酷いときは古いトラックの冷間始動直後くらいの音がしていたけど、今は調子の悪いエンジンくらいの音。これって全合成油のおかげだろうか?、しばらくエンジンを回しただけの効果だろうか?。
仕事の納期関係でいくつか問題が有り、何となくモチベーション低めな毎日。でもこんなに天気が良い日にオープンカーに乗って走ると気分が復活する。太田裕美の南風が頭に浮かんできて、このまま波津辺りまで海岸線を走っていこうか・・・と思ったけど、真面目に帰って仕事した。
こっちはドカッティのレギュレータと一緒に昨日やった作業でポルシェのオルタネータ。時々変態的なサイズのベアリングが使われて居るのだけど、最近はそれらも在庫しているので大きな問題にはならない。今回の問題はスリップリングだった。
スリップリングの摩耗は極小で、このまま紙ヤスリで磨くだけで良いかも?と思った。でも今までの例から旋盤で削らないと偏芯はドンドン酷くなるばかりと解ってきたので今回も念のために軽く切削。
ところが予想に反して酷い偏芯。目で見て解るし実際も0.3mmくらい追い込んだ。偏芯量で言ったら0.15mmくらいだったのかも。
更に驚いたのはスリップリングが簡単に回ってしまったこと。こんなの初めての経験だ。仕方ないから色々インチキ対策をして再圧入。このスリップリングはおかしな事ばかり。
前回のO/H時に素材の銅リングを圧入し、その時に圧入代が少なかったけど気が付かなかったか無視し、さらに外形を切削せずにそのままブラシを付けたんじゃ無かろうか?。純正の新品でこれはいくら何でも考えにくい。でも工場レベルでも何が起こっているかは解らんけどね。
試験もでっかい電源を導入したので楽になった。今までは電流値が足りなくて回す前に実電流での試験が出来なかったけど、これからは回す前にかなりの電流値で試験が出来る。
夜はドリドリ君の残り作業をしていたらエアロバイクを漕ぐ時間がなくなってしまった。さらにその作業が客先の希望順番とは違っていたという事が寝る前に判明し、さらにモチベーションが下がって何となく悪循環の日々。
まあこういう事も有るわ。
| 固定リンク
コメント
ゲ・・・・その電源、何度か買おうかと思ってたヤツ。
目付け所が、同じ?。レーザープリンターも既に数台所有してますが、社長のヤツと同じにしようかとも考中。
投稿: そクラテす | 2017年6月16日 (金) 16時39分
このクラスのトランス式?だと平気で50kgとかスペックに書いてありますから、ノイズが気にならない用途なら悪くないと思います。
投稿: みつやす | 2017年6月16日 (金) 22時37分
ノイズですかぁ・・・・
あのアジレントの電源は、BCIが酷かったです。内部が50MHz以上でも発振してる様で。今、別の電源を物色中です。
・・・・リュウターも買おうカナ(嘘です)
投稿: そクラテす | 2017年6月18日 (日) 09時51分