XS650のイグナイタ
午前中はスイミング。中学生が卒業したからしばらくは私が先頭か、サークル管理と本数数えるの面倒だなと思っていたら新高校生が来た。来られる限りは来るらしい。心がけの良い子だ。
プルブイを手に持ったドリルで少しだけ発見が有った。そのドリルをやった後で普通に泳ぐと呼吸をする側の腕と頭の動きが良くなった気がする。そして速くなった気がする。だって前をいく新高校生に追いついたから。これは自主トレで要確認だ。
昨日に続いてバイクとか車の電装品ネタだけど、少しずつ生活が落ち着いて来ているので溜まった作業をガンガン?片付け中。皆様御免なさい。
写真はXS650のイグナイタ。たしかXS650スペシャルの初期はポイント点火だったけど、途中からフルトラに変更になったはず。そしてそのフルトラユニットにも内部の違いで2種類は有るみたい。これは部品点数が多いから初期の方かな?。
動いているけど予防的に処置をしてくれと言う、割りと難しいというか判断基準が悩ましい依頼。電解コンデンサが5個ほど有ったのでこれは無条件に交換。すると2個だけ下の色が変わっていてパターンが痛んでいるのが有った。良かった。
ヤマハのこの時代のは基準電圧を作る抵抗とツェナーダイオードのあたりが焼損することが多いけど、これは1枚目の画像で解るように巨大な抵抗が使って有って無事だった。
問題は大電流が流れるパターンの半田クラック。2枚目を良く見たら解るけどリング状のクラックが見える。これはポイントの代わりにオンオフをするトランジスタの足の部分。あとは一般的にコネクタの付け根とかも怪しい事が多い。
試験は面倒。何故ならXS650のピックアップコイルは2個の独立したコイルが使われて居るから。位相差を正しく検出したかったのだろうか?。その為に試験信号が2種類必要になる。
スイム 1.5km
バイク 12km
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コメント
バイクのメンテ作業の記事がぼちぼちと出てきましたね、何よりかと。拙1979製XSスペシャルのイグナイターの電解コンデンサーとか、リング割れとか、気になるところではありますが、壊れた時の駆け込み寺として、頼りにしてます。
投稿: ラモ | 2017年4月 2日 (日) 17時06分
ラモさんのもフルトラモデルですか。写真で解るようにそろそろ対策したほうが良いと思います。
丁寧にやれば自分で出来ますよ。古いのを一旦吸い取って、新しい鉛半田で作業しておけば死ぬまで(笑)大丈夫かも。
電解コンデンサの下のパターンは、液漏れかガス?等で色が変わっていたら丁寧にやっても剥げる事が多いです。その時は諦めてジャンパ線を飛ばしましょう。
投稿: みつやす | 2017年4月 2日 (日) 17時19分
早よ typeB修理せんかい!!笑
急がんけどね。。アハハハハ
純正に拘らんでも いざとなれば なんとかなるさ!!ギャハハハ
投稿: MASA | 2017年4月 2日 (日) 19時20分
あれは専用ICが死んどるからなあ。。。周辺回路の回路図は全部起こしたから、今年のトライアスロンシーズンが終わった頃に出来るかもね?。
投稿: みつやす | 2017年4月 2日 (日) 19時51分
はじめまして、コメント失礼します!
1980年式XS650SPのイグナイター修理についてメールさせて頂きました!さっそくですが修理可能でしょうか?あと予算はどの位みておけば良いでしょう?お返事待っております!よろしくお願いします致します。
投稿: 草野哲治 | 2024年9月 8日 (日) 12時36分
お問い合わせありがとうございます。古い製品で未だ見て無いので金額は解らないのですが、試験だけの2,000円から、基板から全部やり直した場合の50,000円くらいの間としか言えないです。
確実にイグナイタだけの故障だと解って居れば良いですが、そうで無い場合は点火コイルやピックアップコイルも送って貰った方が総合的な診断が出来ます。
内容によっては納期が結構かかりますので、お急ぎの場合は対応が難しいです。
投稿: みつやす | 2024年9月 8日 (日) 12時54分