恥ずかしいプログラム
今年の正月、爺さんの葬式以上に我が家を混乱させた妹家族からお詫びの品が届いた。デロンギのエスプレッソマシンに合う豆が3種類とちゃしろ用のビーフジャーキー。うちで買うジャーキーは安物のチキンなのでどんな反応を見せるか楽しみ。
これとは別に婆さん用にインスタントのカフェオレと佐藤愛子の本と仏壇用のろうそくと線香も有った。「都会の空気を吸ったら直ぐに治った」とか憎まれ口を書いているので、また疫病に冒されるに違いない。
こっちは昨日からずーっと悩んでいるドリドリ君の主軸ドライバ用I/F基板。どうも中国側のモータドライバに仕様変更が有ったみたいで、今までのI/Fでは動かなく成ってしまった。
中国のエンジニアに文句を言いたいところだけど、それなら自分たちで全部のドライブ回路を作れば良いじゃ無いか、と反論されそうなので止めた。
一部は動くけど一部のモードは動かないと言う症状なので、なんか嫌らしい内容だろうと調べて居たらやっと解った。独自規格と思うけど、I2Cみたいな感じで信号の遣り取りをしているのだけど、そのクロック信号の幅が変わっていたわけ。
なぜこんな変更をしたのか理解できない。自分の所のスイッチボックスとの遣り取りでもギリギリのタイミングに成ってしまっている。そこに私は妙なインチキ回路を割り込ませて居るんだから、タイミング的に問題が出て動作しないモードが出てしまったという訳。
こりゃ結構重大な問題で、基本的な考え方を変える必要が有るかも知れない。でも出荷が止まっているヤツを何とかする必要が有るのも事実。と言うことでI/F基板に乗せているPICのプログラムを弄って対応させた。
取りあえず動くように成ったから出荷出来るようにするという目的は達成できたけど、将来的に複数のクロック幅が来たときにどうするかとか、この問題の根は深いと思う。この土日の成果として、恥ずかしい内容の一部を公開しておこう(笑)。
movf PORTA,W
movwf PORTB
movf PORTA,W
movwf PORTB
movf PORTA,W
movwf PORTB
毎回判断させたりループさせると時間がオーバーしたので、こんな感じでn回ずつポートAの内容をポートBにダーッと出力させるとか、まあ力業のとんでも無い内容の羅列になってしまった。まあ結果オーライだ。ハハハ。
問題はこんな時に限って半田付までした完成品を多数在庫している事だ。1個1個半田を外して再プログラミングするしかないけど、なんかやる気が出らんわ。
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コメント
年末、年始と大変でしたね。お悔やみを申し上げます。
電子部品の件は、自給自足で安心・安全な生活をおくるか、便利な中国製の冷凍食品を買うかのような話ですね。
ここはいっそ、いままでガッポガッポ儲けたお金にモノを言わせ、問題の中国企業を買収して、自前の製品も作らせるのが今後のためにも良さそうです。
投稿: スパイクのいず | 2017年1月16日 (月) 12時25分
期末に東芝でも買い叩こうと考えて居たんですが、いまや中国企業や中国人従業員の方が質が高い様な気がしてきました。その線で考え直します。
投稿: みつやす | 2017年1月16日 (月) 14時57分