怪しいROMはデータもおかしい
昨日の夜は自分用のモトロニック基板をチマチマ再半田した。「DME solder crack」で検索してみると色々出てきて、こりゃ今晩中にやっておこうと少しだけ頑張った。これで安心して白骨号に乗ることが出来る。この部分に関してだけだけどね(笑)。
そのモトロニックに関して簡単な工具を作ることにした。先端が三角のドライバ。モトロニック基板には8段階のロータリースイッチが付いていて、燃料の質に応じて点火時期とか燃料噴射量を微調整出来るように成っている。それの調整用。
直径が3.2mmくらいの捨てても良いドライバの先端を削ったら丁度良い感じ。今までは細いマイナスで調整していたので、穴が少しだけ痛んでいる。今後は痛める事が無くなった。
昨日の怪しいROMだけど中のデータも怪しい事が解ってきた。ROMの中身を見るソフトが有ったのでインストールしてみた。3.2LポルシェのBINデータも落ちていたので拾ってきて読み込んでみた。
2枚目は84年式US仕様の全開時のデータ。何か変な感じがするけど他のデータもこんな感じなので無理矢理納得した。そして3枚目が問題の怪しいROMの全開時データ。
なんか滅茶苦茶じゃないかい?。こんなに増量と減量をくり返す様なデータは意味が無かろう。どう見てもおかしい。全開にすることはあまり無いけど、4000rpmを超えた辺りからドッカーンと来るのはこれの性だったのかもしれない。
要は純正に比べて3000rpmとか4000rpm辺りで燃料が不足気味で調子が悪く、それを超えて5000rpmから6000rpmに行くと本来の調子に戻っていると。
全体にトルクが有るエンジンよりもピーキーなエンジンの方が力があるように感じたりする。排気ポートを削って低中速が無くなっただけなのに速くなった様な気がしたり、RZ350よりもRZ250の方がパワーが有るように感じたりする感じ。
幸いにも?全開時以外は拾ってきたデータと一緒だった。だから運転していて大きな不具合は感じなかったのだろう。弄ってあるのは全開時の噴射量と点火時期だけ。しかも上記の通りに訳の解らんデータ。これでウン万円のスペシャルチューニングROMの出来上がりか。。。
拾い物なのでデータが正しいかどうか判らんけど、取りあえずデータを打ち込んでROMに焼いてみよう。それで乗りやすい方向に変われば自分用にファインチューニングをしていけばOKだ。
今日も寝る前にエアロバイクだけ漕ごう。ちゃしろの散歩ランは軽い筋肉痛。安全靴で走るのは結構な負荷に成っている様だ。
バイク 10km
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コメント
recharge.jp/blog/
ココのおじさんと話が合いそう。大汗
投稿: 楽々園の秀 | 2016年11月19日 (土) 06時17分
今、始めて見てます。
加古川かあ、ちょっと遠いなあ。久しぶりに神鋼加古川とか兵庫製作の様子でも見に行ってみますか。
投稿: みつやす | 2016年11月19日 (土) 08時04分
画像の表示から、縦軸と横軸のデータを、読み取ってデーターを吸い上げるっていう、アプリはある様ですが、ダンプリストのデーター迄は展開できないので、昔ながらの打ち込みしかない様です。
でももう、そいつも出来てたりして・・・・。
投稿: そクラテす | 2016年11月19日 (土) 15時17分
全部で300個くらいのデータなので、新旧のデータを見ながら全部手打ちで入れてます。
投稿: みつやす | 2016年11月19日 (土) 17時53分