このROMは怪しい
先日から作業していたモトロニックのECUを納品した。ずーっと作業していた訳じゃなくて、交換用の部品が来るのを待っていたから時間が掛かってしまった。
不調の原因はパワー素子の半田クラックだったと思われる。点火用の半田にはっきりしたクラックが発見され、インジェクタ用にも実体顕微鏡で見たら解る程度のリングが出来始めて居た。結局全部の半田をやり直した訳だけど、こんなのを見てしまうと自分のECUも速く作業して置きたくて気が急いた。でも作業が完了するまでは自分のECUを比較用として使っていた関係で今日まで我慢していたわけ。
無事に納品も終わったので自分のを開けてみた。メインの半田クラックとコンデンサ交換は後回しで、まずは買ったときから気になっていたROMをじっくりと観察。
普通は「1267355301」とか書かれたシールが貼ってあるはずだけど、私のROMには「911 CARRERA 84-87」と書かれて居る。どう見ても純正じゃ無いだろ?。見た目も紙質も怪しいし、85年式の純正品に「84-87」とか書かれているはずが無いと思う。
今回の作業でECUを交互に交換した時に感じたのだけど、作業したヨーロッパ仕様の方が極低速から中速にかけて乗りやすかった訳。その面からも私のROMは下手なチューニングがしてあるんじゃ無いか?と言う気がしてきた。見た目も何か怪しいし。
今さら30年前の車にパワーとか求めないので、最終敵にこの車をノーマルに戻したいと思っている。手始めに手持ちのROMに同じ内容を焼いて装着してみた。これでエンジンかかるかな?。
半田クラックに関しては、私の基板に関してははっきり解る割れは無かった。でも何時発生するか解らないので作業しておくつもり。まずはパワー素子から半田を吸い取って付け直し。
残りの信号処理系もやっておきたいけど、全部やると相当時間が掛かるから面倒だ。でも皆生に行く途中で止まったりしたら被害甚大だから、夜なべしてでも作業しようと思う。
購入後に開けた時は電解コンデンサは無いと思っていたけど、今回良く見たら3個ほど使ってあった。これも予防的に交換しておこう。
ちゃしろの散歩で部分的に走ってみた。踝までの安全靴なので500mも走ったらヘロヘロに成る。これは良いトレーニングに成りそうだ。夜は軽くエアロバイクを漕いでおこう。
バイク 10km
散歩ラン 少し
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