なかなか良いじゃないか
午前中はスイミング。前半はクロールのドリルで後半は平泳ぎのドリルだった。クロールの方は良くも悪くも無い感じだったけど平泳ぎが全然駄目。特に脚が今までで一番進まない。
と言うことで終わった後の自主トレは平泳ぎのキックばかりやった。トライアスロンのスイムには直結しない練習だけど、普段使わない筋肉や神経を使う意味は有ろうと思ってひたすらくり返した。
モトロニックのROM回りの構成がだいぶ解ってきた。データに関しては専用のソフトが有るので少しだけ調べたら弄ることが出来るように成る。便利な世の中だ。30年前のチューニング屋さんはもう少し苦労した事だろう。
今回の私がやりたいのは付いてきた怪しいROMをオリジナル状態に戻す事で、これは拾ってきたデータを打ち込んで焼いたら直ぐに出来た。合っているかどうか解らないけど、今までよりも違和感なくスムーズなので合って居ると思う。
次は少しだけ色気を出して更に良くすること。これは930の3.2Lエンジンの歴史を調べていくと道が見えてきた。日本向け3.2Lエンジンは84年から86年まで使われた207馬力(DIN)の930/21型と、87年以降の217馬力の930/25に別れる。
エンジン自体は圧縮比も9.5:1でほとんど同じだけど、要求ガソリンが前者はRON91で後者がRON95と異なる。それに応じて噴射量も点火時期も微妙に変わっているのだけど、特にパーシャル時の点火時期が大きく異なっている事が解ってきた。
ちなみに前者は国内でレギュラー仕様として販売された。これは当時のカタログや雑誌や書籍を集めて調べたので間違いない。後者はハイオク仕様として販売されたらしいけど、こっちは真面目に調べて無いので不確か。でもオクタン価から想像するにハイオク仕様だったと思われる。
で、試しにチョットだけ87年仕様のハイオクマップにして乗ってみた。でも激しいノッキングとかは起こらずに乗りやすい時すら有り、気を付ければ何か変かも?程度で済んだ。
広く世界に向けてRON95として販売したと言う事は多少の余裕が有るという事か?。だから実測値でRON90以上と言われる現在のレギュラーでもギリギリ使えたと。。。さらに84年マップが84年のレギュラーでも問題が起こらなかったと言うことは、さらに良質な?現在のレギュラーならもっと余裕が有るんじゃ無いか!?。
こんな事から自分用の改造マップの方針を決めた。84年仕様と87年仕様の差を取り、その1/3だけ84年仕様に上乗せする。84年が20度で87年が26度なら22度にするという感じ。
そんな感じで全てのデータを書き換えて焼いたのが3枚目のスペシャル(笑)ROM。適当に作ったにしては調子が良い。特に発進直後とか交差点を曲がる時とかの1000rpmから2500rpm辺りがはっきり乗りやすく成った。今までの怪しいROMに比べて。
しばらくはこれで乗ってみよう。燃費とか油温の上がり方とか違ってくるかもしれん。違うシチュエーションでは不具合が出るかもしれん。
スイム 2.0km
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コメント
今の時代、50ccのスクーターでも燃料噴射装置のコンピユータ(EFI)が付いてて、車種に依っては、ノートパソコンが接続でき、定数が変更できる様です。
・・・・やっぱパソコンの時代か。部品入手して付けてみよっかナ〜。とか思いつつ、灯油を混ぜて(公称5%です)プラグとイグニッションコイルを強化しようと、企んでます。
プラグは、ポルシェみたいな4極プラグじゃなく、マイナス電極にノコギリで筋を入れる程度。
投稿: そクラテす | 2016年11月20日 (日) 17時05分
CDIの定数だったカモ?
投稿: そクラテす | 2016年11月20日 (日) 18時26分
性能面から行くと、現時点で電子制御の燃料噴射しか無い感じですね。ただ古くなるとキャブレターみたいに見た目で同じ物を作ったらOKとは行かず、将来的に大きな問題になりそうな気がします。
投稿: みつやす | 2016年11月20日 (日) 19時57分