ロックタイト574の代用品は?
午前中はスイミング。昨日の夜のランニングで脚が痛かったけど休む程じゃ無いので普通に参加。参加者は少なかったけど中学生が来ていたのでそれなりに刺激は有った。
今日はクロールと平泳ぎで変なドリルの連続だったけど、どれも出来た気がしない。難しいと言うよりもリズムの問題。キツイ練習よりもこの手のヤツが苦手だ。
PORSCHE社の資料で見た訳じゃ無いから不確かだけど、ネットや市販のマニュアルでは911のエンジンに使う液体ガスケットは「ロックタイト574」が指定らしい。
これは嫌気性のシール材で国内での入手が難しい。売っている所が有るけど、250mlが11,000円くらいして凄く高価。しかも250mlなんて私は使い切れない。と言うことで入手性の良い代用品が無いかな?と探していたわけ。
いくつか候補を見繕って居たのだけど、先日ミスミがロックタイトのセールをやっていたので2種類を注文した。「ロックタイト515」と「ロックタイト5127」の2種類で、どちらも50mlなので量も孫の代までは残らない。
シール性はそれなりに行けると思う。今は全く系統の違うスリーボンドの1215とか使っているけど、きちんと処理すれば漏れとかは起こってないから。
ただ気になるのはオイルへ溶けるかどうか。純正指定?のロックタイト574の場合、はみ出て未硬化の分はオイルに溶けるらしい。そして害を及ぼさないとか。じゃあ515と5127はどうなんだろう?と言う話。
ガラスビンにMonotaROの5W-30を少量入れ、その中に515と5127を絞り出した。そのままじゃ寄生虫の標本みたいで溶ける気配は無い。
竹串でかき混ぜて見ると溶け始めた。いや溶けるというよりも細かく分解された粒々が浮游しているだけかも知れない。ちょっと不安な感じ。と言うことで粒を指先に取って押しつぶしてみたところ溶けて居るような気がして来た。
まあ良く解らん。しばらくこのまま置いておき、小さな粒々が油の中で硬化してしまうのか、溶けて無くなるのか、変化がないのか、見極めたい。見極めた所で本物の574がどういう挙動なのか知らないので判断のしようが無いのだけど、まあ気休めだ。
今の感じではスリーボンド1215が中途半端にヒラヒラ浮游しているよりは、こっちの方が良いんじゃ無かろうか?と言うのがカンジニアリング的な感想。あと。チューブからそのままシール面に絞り出せるので効率が良さそう。
スイム 2.0km
| 固定リンク
コメント
油の中に嫌気性のシール剤を入れ、空気(O2)を遮断し、軟硬化したシール剤の耐油性を確かめようとするとは、素敵な発想です。ここでトーンダウンさせる質問なんですが、「嫌気性のシール剤は、密閉チューブに入っていますが、何故硬化しないのだろう?」と、長いこと頭の隅でもんもんとしてます(o^-^o)
投稿: ラモ | 2016年11月13日 (日) 08時44分
そうなんです。新品の時は口が密閉してあるんです。その封を切ってから使い始める不思議さ。
使い始めた場合ですが、固まる時は口の所で固まるんですよね。ノズルの先端のキャップと接する辺りで。中のチャプチャプしている部分は固まりません。この辺りに秘密が有りそうな気がしてます。
投稿: みつやす | 2016年11月13日 (日) 09時58分